PHP文芸文庫
きみと出会えたから―34人がつづる愛犬との日々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569764559
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ピュアで、やんちゃで、ちょっぴりおばか。でも憎めない愛犬たち。そんな愛犬との幸せな日々を名文家たちが綴るエッセイ集。

内容説明

犬がくれる元気や勇気、そして豊かさや幸せ―。散歩したり、無心になって一緒に遊んだり、心が癒やされたり、あるときは首を傾げながら話を聞いてくれたり、孤独から救ってもらうこともある…。運命的な出会い、そして思いがけない出来事に一喜一憂しながら、家族の一員として共に暮らす犬たちへの愛をつづった、名文家たちのハート・ウォーミング・エッセイ集。

目次

第1章 きみとの出会いを話そう(犬の病気 小川洋子;私の幸福 浅田次郎;ブル太郎の存在 高橋三千綱 ほか)
第2章 幸せな同居生活(犬と喋る 久世光彦;犬まみれの私 島村洋子;ハスキーヴォイス 三田誠広 ほか)
第3章 “やんちゃ”は愛しい(太郎で一日が暮れる 平岩弓枝;瓜ふたつ 出久根達郎;アンタッチャブル 長新太 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のんき

75
飼っている犬たちへの思いを、いろんな人が書いているエッセイ。どんなに、犬がおバカでも、やんちゃでも可愛いんだろうな!その犬への思いが、こちらにまで伝わってくるエッセイでした。うちは猫を飼ってますけど、何をしても、やっぱり可愛いな!癒されるし、誰にも話せないことを話したりして。人間の言葉はわからないと思うし、ほんとに聞いてるかどうかわからないけどね。わたしにとっては、うちの猫は、ほかの人間の家族より、大切な存在になってます。だから、明日も頑張ろうって思えるし、生きなきゃって思えるんだな2018/07/03

Ikutan

69
愛犬との日々を総勢34人の作家さんが綴ったエッセイ。『君との出会いを話そう』『幸せな同居生活』『“やんちゃ”は愛しい』の3章構成。初刊が2006年ということで、1900年代の作品がメインです。その為、雑種、外犬、中~大型犬が多く、今とはちょっと違っていて、子ども時代を思い出しますね。村山由佳さんの『愛してくれる犬』には、ぎゅーんと気持ちを持っていかれました。うん、うん、そうだよなぁと。そして、愛犬に振り回されながらも虜になっていく作家さんたちが微笑ましい。至るところに犬への愛情が溢れた心温まる作品でした。2015/11/17

Rie

36
「犬」と私のエッセイ集。昨年8月から犬が家族に加わったことで生活が多少変わった。小さな変化だけど…今まで犬猫に対して好きだとかの感情は特になかったのに気持ちの上では大きな変化。可愛い‼︎いたずらっ子で困ったものだけどとにかく飽きない我が家のワンコ。エッセイの中で驚いたのは昔は捨て犬、野良犬が多かった⁉︎こと。戦中戦後のこと。気になる作家さんばかりでちょっと嬉しいエッセイ集。2016/01/03

Ririka

34
主に作家の方々の愛犬の事を綴ったエッセイ集で「愛犬幸福論」を改題、再編集して、2015年の11月に出版された本です。1995年〜2000年位に執筆されてるので、一昔前のペットの飼い方、暮らし方に今ではちょっとそれはと思われるけど懐かしさを感じ、昔はよく拾ってきて飼われてたなぁとか、なぜか逃亡が多くいつの間にかいなくなったりして、今の純血犬の流行とは違って、雑種でおバカな犬が多く出てきて、それなりに可愛がる飼い主さんの話も楽しめました。ブームになったハスキー犬、いつの間にか見なくなったのを思い出しました。2016/12/29

manamuse

25
作家が愛犬との日々をエッセイにしたものだが、こういうのは自分だけで楽しめばいいのだと思う。なぜならみんな自分の愛犬が1番で、人様の犬のことなど正直どうでもいいと思っていそうだからです。2023/07/25

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