PHP文庫<br> うつ病は軽症のうちに治す!

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PHP文庫
うつ病は軽症のうちに治す!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 227p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569764269
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0130

出版社内容情報

うつ病は「心の風邪」と言われるが、実は自然治癒の可能性は低い病気。どう早期発見し、どう治すか?――実践的メンタルヘルスの手引書。

【著者紹介】
精神科医

内容説明

ほかの病気を併発、人間関係の崩壊、仕事能力が低下して失職…。うつ病は「心の風邪」といわれますが、実は“自然治癒”の可能性が低い病気。脳科学の知見からも、いろいろな悪循環を起こしやすいことがわかってきました。いかに早期発見し、軽症のうちに治すか?うつ病の自己チェックから予防、カウンセリング、抗うつ薬、最新機器での治療法まで、この一冊でわかりやすく解説した手引書です。

目次

序章 うつ病は「心の風邪」か?
第1章 うつ病が怖い本当の理由
第2章 うつ病とは、どんな病気か
第3章 うつ病が生む悪循環のスパイラル
第4章 うつ病の脳科学
第5章 うつ病をどう治すか1―抗うつ薬の効果とリスク
第6章 うつ病をどう治すか2―うつ病のカウンセリング
第7章 うつ病をどう治すか3―ECT(電気けいれん療法)
第8章 うつ病をどう治すか4―TMS治療
終章 うつ病はこう予防する

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪市生まれ。精神科医。東京大学医学部卒業。東京大学附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローなどを経て、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラウリスタ~

10
うつ病関連の本は非常にセンシティブなところがあると思う。この本は、元気な人が読む分には、「ほえーそうなんか」と思えるのだが、抗うつ剤の効能を説明せずにその副作用だけを書き、電気ショック療法、そして磁気刺激療法(TMS)へと説明をつないでいくので、うつだと診断された人(やその家族)が最初に手に取る本としてはオススメできないのではないか。退職や離婚などの重要な決断は、うつが治るまで先送りする、これは重要。ただタイトルからも分かるように、元気な人が元気な時期に読むべき本だと思う。その点、注意。2018/12/16

mercury

3
うつは進行すること、いろいろな治療法があること、うつの時には大きな決断をしないほうが良いこと、躁鬱と鬱は違うこと、薬は二週間位しないと効いてこないこと、薬の開発には原因から進めるものと効果から進めるものがあることなど分かりやすく説明されている。何でもそうだろうが軽いうちに治療するかのが大切だ。また、人によって様々なので必ずしも体験談が有効とは言えないようだ。2016/05/11

kawasaki

1
うつに関して、症状から治療、薬のことまで(副作用についても)平易に解説している本。この病がどのように捉えられてきたかをたどった医学史的な部分が興味深かった。病院に行くのが遅くて(精神科も対する抵抗感や、自分が「精神病」である可能性を認めることの恐れがあった)慢性化してしまった私としては、このような本に心身に多少の違和感を感じはじめた時点で出会えていたら良かったかもしれないと思う。「心の風邪」という表現はよく批判されるのだけれど、精神科に足を運ぶハードルを下げるという点では有効と思っている。2018/12/07

あす

0
放っておくと深刻化するので、早期に受診して、専門的な治療を受けることがまずは重要だとわかった。2017/05/23

tako888

0
やはり「うつは心の風邪」・・・じゃなくて、「心のガン」ですね。早期発見、早期治療が大切。命を落としかねませんからね。 2017/02/03

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