PHP文芸文庫<br> 調印の階段―不屈の外交・重光葵(まもる)

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PHP文芸文庫
調印の階段―不屈の外交・重光葵(まもる)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569764184
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

日本史上、もっとも不名誉な“仕事”を買って出た男――降伏文書への調印を行なった外交官・重光葵の激動の生涯を描いた長篇小説。

【著者紹介】
作家

内容説明

一九三一年、駐華公使・重光葵はテロに遭い、右脚を失う。そこからの彼の人生は、目前に立ちはだかる“階段”を昇り続けるものだった。外交の第一線に復帰し、孤立する日本を救うため日中戦争を終結させようとするも、戦局は悪化。敗戦直後、再び外務大臣になると、誰もがためらう降伏文書への調印を引き受け、マッカーサーとの交渉に挑むのだった―昭和の外交官・重光葵の知られざる生涯に光を当てた長編小説。

著者等紹介

植松三十里[ウエマツミドリ]
静岡市出身。東京女子大学史学科卒業。出版社勤務、7年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、作家に。2003年に『桑港にて』で歴史文学賞、09年に『群青 日本海軍の礎を築いた男』で新田次郎文学賞、『彫残二人』(文庫化時に『命の版木』と改題)で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

誰かのプリン

18
戦前はアメリカとの戦争回避に尽力し、戦後は国際連合加盟につくした外交官 重光葵の生涯が描かれている。 特に印象に残ったのは、誰もが嫌がるポツダム宣言の調印を、日本の将来のためを想い進んで実行したところです。 植松作品は大変読み易く面白いです。一気読みでした。 2017/05/28

Totchang

16
高校で受けた日本史の授業では第二次世界大戦以降はあまり時間を割いていなかったように思います。ですから厳しい外交の世界で活躍した重光葵のことは本書を手に取るまで知りませんでした。本当の歴史を直視することによって、明日の進み方を考えなければならないのに残念なことです。時間の制約を考えればやむを得ないのかもしれませんが。それにしても植松三十里氏の筆力には圧倒されます。降伏文書への調印でのマッカーサーとの交渉には身の震える思いを致しました。2020/08/25

100

11
通信技術の未発達や、それによる情報伝達のタイムラグ、立場立場の思想、各個人ね思惑が絡まり戦争が始まり、終わる様が描かれている。興味深いのは松岡洋右の描かれ方。落日燃ゆやこの時代を描いた作品が好きな方は楽しめると思います。2019/10/19

ゆうぴょん

5
正直、この方のことを知りませんでした。明治生まれの日本人は本当に肝が座っていたんだなぁと思う。外交官として輝かしいキャリアを築いていた時にテロで右足をなくし、リハビリに励んでいたこともすごいが、そんな中で外交官として、政治家としてなんとか戦争を終わらせようと奮闘する姿がすごい。松岡洋右や東条英機も登場するが、人物像の思い込みが変わる。敗戦後のミーズリ艦での調印だけではなく外交官として日本を守ろうとした重光葵の生涯。一気に読んでしまった。2021/10/16

さなぎ

4
少し、英雄化し過ぎな感もあるけど、日本にこんな素晴らしい外交官がいたのかと感心しました。あまり歴史のことをよく知らなくても、教科書に出てくる松岡洋右や東條英機、近衛文麿など非常に、魅力的に書かれていて、軍事面でなく外交面からの歴史が勉強になりました。今度は実際の重光葵の著書を読んでみようと思います。なぜ戦争が起きたかを知らずして、平和を考えることはできないので。そして、植松三十里さん、とても読みやすく、人物も魅力的に描かれていてファンになりました!2022/02/09

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