PHP文庫<br> 日本人として知っておきたい外交の授業

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PHP文庫
日本人として知っておきたい外交の授業

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  • サイズ 文庫判/ページ数 187p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569763934
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0130

出版社内容情報

歴史を奪われた民は、必ず国家をも奪われる――。政治家としてこの国を継ぐ者たちへ、「日本文明の岐路」を説いた白熱授業を完全収録!

【著者紹介】
国際政治学者、京都大学名誉教授

内容説明

日本人の多くが「グローバル化する世界で“国家の役割”は大きく減退するはず」と誤った見方をしていた。その最も恐ろしい帰結は、日本人が内向きの平和志向になり、国際情勢の視野を完全に失ってしまったことだ。日本人の歴史、命、財産をいかに守るべきか―。戦後に失われた「国家観」「歴史観」を学び、この国を継ぐ者たちへ正しいリーダー論と世界を見る目を説いた“白熱授業”を完全収録!

目次

第1講 「空気」と「密教」の日本政治(戦後に失われた国家観・歴史観;日本は本当に「三等国」なのか ほか)
第2講 「心」とプラグマティズム(図太いプラグマティズムが欠けている;いたずらに喧嘩を仕掛けてはならない ほか)
第3講 透徹したリアリズムの大切さ(偽のリアリズムを調べるリトマス試験紙;リンカーンは奴隷解放より「国家の統一」を重視した ほか)
第4講 日本文明の本能とは何か(「文明の本能」は依然として受け継がれている;「自分の顔」が見えなくなった戦後の日本 ほか)

著者等紹介

中西輝政[ナカニシテルマサ]
1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。2012年、退官して京都大学名誉教授。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。1997年、『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)で毎日出版文化賞・山本七平賞を受賞。2003年、正論大賞受賞。2005年、文藝春秋読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MORITA

1
イギリスのEU離脱・トランプ次期大統領の選出と2016年は統一から分裂への流れが加速した1年だった。このような時にこそ国家観・歴史観をしっかりと持ち直さないと進むべき方向を見失うだろう。2016/12/30

めがね

0
まずは古事記と日本書紀を読んでみようと思いました。2015/09/07

チョビ

0
歴史を学べ!古典を読め!司馬史観、くそくらえ!GHQによってカネを崇拝する民族へと変化した日本人。政治に見向きもせず、マスコミが面白おかしくした報道を鵜呑みにしてただケチつけている人々、一回の失敗で「やめろ」っていうのはどうだろう?今の日本人って本当ダサいですよね!ということを改めて感じた一冊。2016/01/06

JH

0
著者が本書で述べている、外交を行うにはまず日本という国がどんな国なのかを理解しなくてはならない、そのために手っ取り早いのは「古事記」「日本書紀」といった神話を学ぶことだという説は新鮮で興味深かった。2015/10/14

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