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15ポイントで読み解く「ノモンハン事件」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569763644
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0131

出版社内容情報

昭和史の鍵となるノモンハン事件。なぜ、日ソは満蒙の地で激突したのか? 今なお戦史のベールに包まれた“草原の死闘”の真相に迫る!

【著者紹介】
作家、太平洋戦争研究会副代表

内容説明

満州国とモンゴルの国境紛争である「ノモンハン事件」は、事実上の“日ソ戦争”であったが、その大苦戦は国民に知らされることなく内密に処理され、闇に葬られた。本書は、今なお謎のベールに包まれた“草原の死闘”の実相に迫る。なぜ小さな紛争が「大戦争」へと拡大したのか。なぜ現場に過酷な責任追及がされたのか。この戦いを知らずして昭和史は語れない。

目次

最初の「日ソ大衝突」となった張鼓峰事件
「国境線は自ら決めよ」―満州国とモンゴルの紛争
第二三師団司令部―ノモンハン事件の初動
ソ連軍の登場―最初の突進部隊「東捜索隊」の全滅
独断専行のタムスク爆撃―関東軍と参謀本部の決裂
モンゴル領内での死闘―ハルハ河を左岸へ渡河
「虎の子」の戦車部隊が、ハルハ河右岸を突き進むが…
「戦局の転換なるか?」―重砲兵部隊による総攻撃
「我誤てり」―総攻撃の失敗と小松原師団長の悔恨
日本の航空部隊は、ノモンハンでどう戦ったか?
守勢に転じる関東軍―今さらの第六軍創設
「劇的に勝つ」―ソ連軍、八月大攻勢への入念な準備
玉砕か撤退か―ノモンハン戦の運命が決まる
停戦とその後―世界は第二次世界大戦に突入した
敗戦後の処理をめぐって―責任をとるのは誰か?

著者等紹介

森山康平[モリヤマコウヘイ]
1942年、満州国・奉天(現遼寧省瀋陽)生まれ。週刊誌・月刊誌などの記者を経て、太平洋戦争研究会副代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらーく

1
今年のNHK特集を見て、本書を読む。司馬遼太郎が書きたくなくなったのも分かる。本当に救われないなあ。 日本の失敗の本質は、今でも変わっていないような気がする。少なくとも自分の周りでは。 出来れば、このような読後感の悪い事件の本は読みたくないよね。一度知れば十分。でも、日々実感させられる。だから、ますます読みたくなくなる。。。悪循環かねえ。2018/08/25

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