出版社内容情報
日本各地に覇を唱えた戦国の英雄たちは、なぜ天下に届かなかったのか? 権力者から“政治力”が失われる過程から、失敗の本質を学ぶ!
瀧澤中[タキザワアタル]
作家、政治史研究家
内容説明
伊達政宗、長宗我部元親、今川義元、そして信長を裏切った多くの有力大名…。日本各地で覇を唱えた“戦国の英雄”たちは、なぜ野望を打ち砕かれ、天下に手が届かなかったのか?本書は、気鋭の政治学者が「フランコ将軍」「大日本帝国」「第三次中東戦争」など近現代史の類例と比較し、一地方権力に終わった彼らの失敗の本質に迫る。時代を動かす“偉大な指導者”の条件とは?文庫書き下ろし。
目次
第1章 局地政治力の限界―伊達政宗とフランコ将軍(失敗の三つの外的要因(生年、地理、周辺状況)
失敗の内的要因(1)中央との距離感の失敗(豊臣政権との関係) ほか)
第2章 長宗我部元親と大日本帝国(長宗我部元親、三つの強さ;長宗我部元親・五つの失敗 ほか)
第3章 反乱はなぜ起きたのか―「本能寺」と「狼の巣」へ続く道(政治力の低下が引き起こす反乱;信長を裏切った者たち ほか)
第4章 予想外の大敗―桶狭間合戦と第三次中東戦争(モシェ・ダヤン;ミッドウェー作戦と桶狭間合戦 ほか)
著者等紹介
瀧澤中[タキザワアタル]
1965年、東京都生まれ。作家・政治史研究家。駒澤大学法学部上條末夫研究室卒。2010~2013年、日本経団連・21世紀政策研究所「日本政治タスクフォース」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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岡本
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かやは
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