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PHP文庫
魂を養う教育 悪から学ぶ教育

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569763057
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0130

出版社内容情報

勇気とは、死とは、親が子にできることとは、そして、人間の資格とは……。老いも若きも、生きる上での勇気が湧いてくる珠玉の教え。

【著者紹介】
作家

内容説明

「勇気のある人ない人」「人生はよくも悪くもある」「親の資格」「誰にも他人を理解することはできない」「逆境は最強の教師」「相手の立場を思いやれる能力」「人格の資格」―。本書は、著者のエッセイ集から、戦後の日本人が失った「生きる力」を養うためのヒントを集めたものである。現代人が学ぶべき人間理解の基本、わが子に教えるべきことなど、強くしなやかに生きるための道筋が見える一冊。

目次

1 教育は強制から始まる
2 人間は善も悪も学ばなければならない
3 なおざりにされた魂の教育
4 親のできること
5 学校とはいかなる場所か
6 生き延びる訓練
7 自分を静かに保つ

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。54年、聖心女子大学文学部英文科卒業。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本藝術院賞・恩賜賞を受賞。97年、NGO活動「海外法人宣教者活動援助後援会」(通称JOMAS)代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。98年、財界賞特別賞を受賞。2003年、文化功労者に選ばれる。12年、第60回菊池寛賞を受賞。1995年から2005年まで日本財団会長、1972年から2012年までJOMAS代表を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wata

3
小野綾子さんのエッセイを教育という観点から編纂したもの。彼女は戦前日本人の規範精神の一例に挙げられるんじゃないかと思う。その視点から見た現代の教育のおかしな点と、本来あるべき形を論じる。彼女のような思想を持った人間が何人もいるコミュニティはかなり「上手くいく」のだろう。彼女の思想であれば、人間個人としても豊かな生涯を送ることができるだろう。でも、それが最善だとは言い切れない。彼女の精神が持つもの以上のことを求めるのであれば、それが何なのかを明確かつ簡潔に言語化しなければいけない。僕が従うべき規範は何か。2021/04/24

あちこ

0
わたし用に借りた本。これまでの著書からの、抜き出し集という体裁。前後が分からないにも関わらず、強い意志がひしひしと伝わってくる。成人したら、兵役ならぬ奉仕役に強制参加させるのは、いい案だなあと思った。なぜ実現されなかったのかねえ?2016/03/27

藻岩山麓人

0
2015/11/03

ゆらぎ

0
★★☆ 子どものような大人が子どもを育ててはいけない。2015/07/20

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