PHP文庫<br> なぜ生物に寿命はあるのか?

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PHP文庫
なぜ生物に寿命はあるのか?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569762203
  • NDC分類 460
  • Cコード C0145

出版社内容情報

生物にはなぜ、寿命があるのか? その答えは生物の進化の過程にあった! テレビでもおなじみの人気生物学者が寿命の不思議を解説する。

【著者紹介】
早稲田大学国際教養学部教授

内容説明

生物に寿命があるのは当然のように思うが、実はバクテリアなどの単細胞生物は環境が整えば、原則的に不死なのだ。つまり、単細胞生物から、多細胞生物に進化する過程で寿命をもったといえる。永遠の命と引き換えに、生物は何を得たのか?本書では、生命の起源から進化と寿命の関係、人間の寿命が最大限に伸びる可能性までを、人気生物学者が考察する。

目次

第1章 寿命の起源―生命のはじまりはどこにあるのか(生命の起源についての諸説;代謝システムと遺伝;生物はいかに進化していったのか;寿命はなぜあるのか)
第2章 生物にとって寿命とは何か―寿命をもつことの損得(ゾウリムシに寿命はあるのか;減数分裂とは何か;無性生殖と有性生殖と寿命の関係;アポトーシス(細胞のプログラム死)とは何か)
第3章 ヒトの寿命は何で決まるのか(分裂細胞の寿命は決まっている;長寿を妨げる要因―病気になりやすい遺伝子;老化をもたらす要因とは)
第4章 ヒトの寿命は延ばせるか(がんを予防する生物学的発想;老化を遅らせる方法;人体システムの改造計画)
第5章 長寿社会は善なのか(平均寿命があと二十年延びたら?;不老不死の未来社会を空想する)

著者等紹介

池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒業。東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。山梨大学教育人間科学部教授を経て、早稲田大学国際教養学部教授、山梨大学名誉教授。専門は、理論生物学、構造主義生物学。多元的な価値観に基づく構造主義科学論を提唱して注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tsu55

16
生物の寿命について、生命の起源から説き起こしている。 生物にはすべて寿命があるのかと思っていたが、もっとも原始的な生物であるバクテリアは環境が整っていれば原則的には不死だという。 ヒトの細胞は分裂回数50回が限界で、ニューロンや心筋細胞のような非分裂性の細胞の最大寿命は120年。なので、ヒトの最大寿命は約120年位なのだそうだ。 薄い文庫本なので、すぐ読み終えることができるだろうと思って読み始めたが、生物学の最先端の知見が含まれる内容で、理解するのになかなか骨が折れた。2016/08/07

マルレラ

8
ホンマでっか!?tvに出演されている生物学者の池田清彦さんが書いた本。 進化やテロメア、AGE(糖化最終生成物)、がんといった生物学的な寿命と老化についての話や、寿命が伸びることによって生じる社会問題など、様々な角度から寿命というものについて考察されている本でした。 この本を読んで、人には寿命が必要であり、人は限られた人生であるからこそ様々なことに一生懸命に取り組むことが出来ているのだと感じました。2019/11/07

呉もよこ

6
昔授業で習った細胞の仕組みから始まり著者の仮説を交えて、進化の過程、寿命・細胞・遺伝子の仕組みがわかりやすく解説してある。 条件が合えば、永遠の命がある単細胞生物から、永遠の命と引き換えに複雑な機能を得て寿命のある多細胞生物に進化し、 さらには、より複雑な機能を得て失った永遠の命を取り戻そうとする人間。 仮に永遠の命を得た時に、我々は何を失うのかな。 最後にある著者の、若さと長寿を得た近未来の仮説を読むと、地球からみると我々人間が癌細胞なのかもしれないと感じた。2015/03/26

すべから

5
専門用語が多く、余り理解できなかった。高等生物のシステムは有限であるからこそ成り立つ。故に人間には寿命がある。超長寿を獲得できたとしても、もはやそれは人外のものになっているかもしれない。ということがなんとなく分かった。2015/11/15

高光浩二

5
理由がある。ないものもある。2014/09/26

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