出版社内容情報
年を取って“喪失感”に悩むのは、実は“執着心”が強いから――。心・身・財ともに軽やかな気持ちになる「老後の整理術」を教えます。
【著者紹介】
聖路加国際病院精神腫瘍科医長
内容説明
年を取ると、今まで当たり前のようにできたことも次第に難しくなる―。その“喪失感”を埋めるように、自分の身近なものに執着して捨てられない高齢者が増えています。本書は、本当に大切なことに老後のエネルギーを注ぐための「心・身・物」の整理術と、それを通じた“軽やかな”ライフスタイルを精神科医が提言します。
目次
第1章 人生の再点検は「身の回りの整理」から―老後の「生活の質」を向上させる
第2章 「少し先の心配」も整理してみませんか?―毎日をスッキリと過ごすために
第3章 明日が楽しみになる「お金のやりくり」―大切なのは「現役時代」の心の整理
第4章 健康的に「食べる喜び」いつまでも―「身も心も軽快」な食生活のコツ
第5章 最後は「細く長く」が良いお付き合い―人間関係も「終着点」がいずれ来る
第6章 老後の「イライラ」を整理する技術―気持ちの切り替え上手こそ「幸せの達人」
著者等紹介
保坂隆[ホサカタカシ]
1952年山梨県生まれ。聖路加国際病院、聖路加看護大学臨床教授。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授を経て現職に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
11
写真はやっぱり捨てたほうが良さそう2014/08/24
Megumi Ichikawa
5
断捨離をしているが、なかなか思うように進まない。目先を変えて、この本を、購入。「元気なうちにやっておきたいこと」読み進める。あなたも、少しずつ「人生の荷物」を軽くしていきませんか。参考になったのは、服の処分と写真の扱いかな。これからは、「買う瞬間の快感」より「選ぶ過程の楽しさ」に重点をおこう!2014/10/29
讃壽鐵朗
4
よくもこれだけ細かいことにまで気を配ることを思いついたのかと、驚きかつ感心した。この元は、患者との面談の際に得られるのではないか。何度読んでも、成る程と思うことがあって、著者の本を座右に置いている2019/02/14
たま
2
まだまだと思いながらも、思いったったときは、体力が不足してるかもと言い聞かし細々と整理中。大切だった食器も廃棄中、意外にスッキリ。2020/09/14
masako
1
まだ老後を考えるには早いかもしれませんが、人間いつ何があるかわからない。先日、体調を崩して入院したこともあり、出来る時に手つかずになっている写真の整理や、エンディングノートも書いておきたい。これからを健康的にハッピーに暮すためにも、自分の中で整理をつけたいな、と思いました。2018/05/09
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