出版社内容情報
徳川吉宗、ナポレオン、山本五十六……実は、いろいろ愚痴っていた！ 悩みは偉人も凡人も変わらない。読者に勇気と笑いを与える一冊。
内容説明
リンカーン、二宮尊徳、キュリー夫人…強靱な精神の持ち主のように伝記では書かれている偉人たち。しかし実際は、人間関係や経済苦、持病で悩んだりして、グチや弱音を吐いていることも多い。本書は、「死にとうない」（一休宗純）、「生活が苦しいので転職します」（バッハ）など、古今東西の偉人のぼやきを集めた迷言集。
目次
１ 仕事でのぼやき（ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ；エカチェリーナ２世 ほか）
２ 不遇な人生のなげき（真田幸村；木曽義仲 ほか）
３ 対人関係の不満（紫式部；織田信長 ほか）
４ 体調不良による弱音（曹操；レイチェル・カーソン ほか）
５ 恋愛・結婚の悩みの告白（吉田兼好；ルイス・キャロル ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
15
そりゃそうよ、偉人だって人間!いいところだけ抜き取られて成功者扱いされても困る、と言ったかどうかはさておき（笑）こういう苦難や愚痴、ぼやきや悲鳴を知らずして、偉人礼賛しちゃいけない、と改めて思う。日本だけではなく世界の偉人たちが泣き言言いながら後世に残る偉業成し遂げた姿を思い浮かべると親近感湧くし（苦笑）明日もがんばろう、と思えるのは自分だけ？知っといて損はないエピソードばかりだ。2016/02/03
カピバラ
15
「男は退屈から結婚し、女は好奇心から結婚する。そして双方とも失望する。」オスカー・ワイルド。偉人の一言、面白かったです。2014/05/21
よっしー
10
何となくで手に取りました。どれだけ有名な人物、功績を残した人物であっても、人間ですね。弱音を吐いていたことに少し安心感を覚えました。と言えど…仕事面や健康等に関しては仕方無い気もするのですが、恋愛面での弱音は如何なものかと…。ある意味自己責任な気がしていました。2018/06/13
ひじり☆
8
偉人でも愚痴はこぼす。2017/09/13
のり
7
名前しか知らない偉人たちの、歴史的背景や生い立ちもわかりました。マザーテレサが、自分の心に闇があると思い悩んでいたのが印象的。人々の相談に乗るのが仕事だが、自分の悩みを打ち明けられる人がいなかったとわかりました。2015/05/06
