PHP文庫<br> 医者に命を預けるな

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PHP文庫
医者に命を預けるな

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569760544
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0177

出版社内容情報

病気になっても医者が何とかしてくれる――こんなふうに思っている読者は要注意! 患者が知らない「医療への盲信」の危険に警鐘を鳴らす。

【著者紹介】
医師

内容説明

医者に任せれば大丈夫―こんな考えの人は要注意!いくら医学が進歩しても、病気を治す根本は患者の自然治癒力。医者や薬は補助にすぎない。しかし「医者は専門家だから」とよくわからないまま、治療を受けてはいないか?本書は「治らない病気が圧倒的に多い」「大学病院はあくまでも研究機関」「“薬好き”の落とし穴」など、医療への過大評価に警鐘を鳴らす一冊。

目次

第1章 医者に命を預けるな(病気やケガを治すのは医者でも薬でもない;治らない病気が圧倒的に多い ほか)
第2章 死ぬときに医者は無用(「死ぬ」ってこんなに穏やかなんですね;「腹水が消えた」がんの自然死 ほか)
第3章 私はどうしても「がん」で死にたい(死に方にいい悪いはない;なぜがんで死にたいか ほか)
第4章 賢い患者になるために(“おまかせ”では通らない;医者のパターナリズム ほか)
第5章 その日をどう迎えるか(自然死を望むなら;孤独死は死に方としては理想的 ほか)

著者等紹介

中村仁一[ナカムラジンイチ]
1940年、長野県生まれ。医師。京都大学医学部卒業。財団法人高雄病院院長、理事長を経て、2000年2月より社会福祉法人老人ホーム「同和園」附属診療所所長。1996年4月より、市民グループ「自分の死を考える集い」を主宰。2012年11月に200回を数えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

33
医師は人生の達人でもなんでもない、技術的には頼りになるかもしれないが精神的な面まで医師に頼るのは禁物には納得!2013/08/24

kiti

1
痴呆が進み、自分の名前すら分からない祖母、1年以上も病院のベッドで心臓だけを動かしている祖父、2度がんに罹り、臓器を摘出し辛い治療に耐えたが、毎日どこかしらの不調を訴える義母。そんな人々の姿を見続け、生きるってなんだろうと考え続け、家族にはもしものことがあっても治療しない、意識不明の場合は中止してくれて構わないと言ったら大層怒られた。終活なんて言葉ができた現在もやはりまだタブー視されているのかな。子どもが独立したらいつでもOKとは思っているが、欲を言えば孫の顔は見たい。2015/07/17

coldsurgeon

1
「幸せなご臨終」の再編集本らしい。医者に任せれば大丈夫、のはずがない。病気を治す根本は患者の自然治癒力、医者や薬は補助にすぎない。老いて治癒力が低下すれば、逝くだけである。できることは何でもやるという医者の「最善」が、ときに「最悪」の結果をもたらす。医療は、やってみないとどうなるかわからないという「不確実性」があるのだから、患者には主体的にいのちの主人公を全うしてほしい。2013/09/13

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