出版社内容情報
病気になっても医者が何とかしてくれる――こんなふうに思っている読者は要注意! 患者が知らない「医療への盲信」の危険に警鐘を鳴らす。
【著者紹介】
医師
内容説明
医者に任せれば大丈夫―こんな考えの人は要注意!いくら医学が進歩しても、病気を治す根本は患者の自然治癒力。医者や薬は補助にすぎない。しかし「医者は専門家だから」とよくわからないまま、治療を受けてはいないか?本書は「治らない病気が圧倒的に多い」「大学病院はあくまでも研究機関」「“薬好き”の落とし穴」など、医療への過大評価に警鐘を鳴らす一冊。
目次
第1章 医者に命を預けるな(病気やケガを治すのは医者でも薬でもない;治らない病気が圧倒的に多い ほか)
第2章 死ぬときに医者は無用(「死ぬ」ってこんなに穏やかなんですね;「腹水が消えた」がんの自然死 ほか)
第3章 私はどうしても「がん」で死にたい(死に方にいい悪いはない;なぜがんで死にたいか ほか)
第4章 賢い患者になるために(“おまかせ”では通らない;医者のパターナリズム ほか)
第5章 その日をどう迎えるか(自然死を望むなら;孤独死は死に方としては理想的 ほか)
著者等紹介
中村仁一[ナカムラジンイチ]
1940年、長野県生まれ。医師。京都大学医学部卒業。財団法人高雄病院院長、理事長を経て、2000年2月より社会福祉法人老人ホーム「同和園」附属診療所所長。1996年4月より、市民グループ「自分の死を考える集い」を主宰。2012年11月に200回を数えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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