出版社内容情報
桃太郎はなぜ桃から生まれたのか、森のキノコはなぜ水玉模様なのか……おとぎ話にまつわる素朴な疑問を生物学の視点から解き明かす!
【著者紹介】
農学博士
内容説明
「桃太郎」や「ウサギとカメ」など慣れ親しんだ物語の展開に、「そういうものだから」と流してしまうことは多い。しかし「なぜ桃なのだろう?」「ウサギはなぜゴール直前で寝たのか?」など、疑問を持って見てみると新しい一面が発見できる。農学博士である著者が、次々に湧いてくるこれらの疑問を生物学的に考察していく。物語の新しい魅力を発掘できる一冊。
目次
桃太郎はどうして鬼退治に出かけたのか?―桃太郎
ウサギはなぜカメに負けたのか?―ウサギとカメ
竜宮城はどこにある?―浦島太郎
森のキノコはなぜ水玉模様なのか?―白雪姫
オオカミなんか怖くない?―三匹の子豚
スズメのお宿はどこにある?―舌切り雀
タヌキは本当に化けるのか?―キツネとタヌキの化けくらべ
カチカチ鳥の正体は?―かちかち山
本当にキリギリスが悪いのか?―アリとキリギリス
ジャックと豆の木は天に届いたのか?―ジャックと豆の木〔ほか〕
著者等紹介
蓮実香佑[ハスミコウスケ]
1968年、静岡県生まれ。農学博士。本名の稲垣栄洋で、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。