出版社内容情報
一流の現場を持ちながら、経営は三流──。多くの日本企業が抱える「マネジメントの病理」に、企業再建のカリスマが鋭くメスを入れる!
【著者紹介】
経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO
内容説明
産業再生機構で41社の企業再生の陣頭指揮を執った著者。経営が悪化した企業に共通していたのは、「一流の現場を持ちながら、経営が三流だった」ということ。なぜ、「経営にふさわしくない人」がトップに選ばれてしまうのか。逆にどうすれば、しっかりしたリーダー、真の経営人材を育成・選抜できるのか―。日本企業の「病理」と長年格闘してきた著者がその処方箋を明快に綴った名著、待望の文庫化。
目次
第1章 人はインセンティブと性格の奴隷である―経営と人間
第2章 戦略は仮説でありPDCAの道具である―経営と戦略
第3章 組織の強みが衰退の要因にもなる―会社の腐り方
第4章 産業再生の修羅場からの臨床報告―現場のカルテ
第5章 ガバナンス構造を徹底的に見直せ―予防医学その1
第6章 今こそガチンコで本物のリーダーを鍛え上げろ―予防医学その2
著者等紹介
冨山和彦[トヤマカズヒコ]
株式会社経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO。1960年生まれ。85年、東京大学法学部卒。在学中に司法試験合格。92年、スタンフォード大学経営学修士(MBA)。ボストンコンサルティンググループを経て、コーポレイトディレクション社設立に参画、後に代表取締役社長に就任。2003年、産業再生機構設立時にCOOに就任。2007年4月に経営共創基盤を設立。数多くの企業や経営改革や成長支援に携わり、現在に至る。オムロンやぴあの社外取締役、朝日新聞社や中日本高速道路の社外監査役のほか、多くの政府関連委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ehirano1
そーだい
貧家ピー
aponchan
ふ