出版社内容情報
一億総「自分らしさ」大好き社会・日本の病理。
一億総「自分らしさ」大好き社会となった日本。でも生まれたのは、自分さえよければいいクレーマーやモンスター。日本の病理に気づけ!
自分らしく生きたい――老若男女を問わず日本人の心をとらえる魅力的な言葉。でもそこから生まれたのは、自分さえよければ他人なんてどうなってもいい「自分バカ」。モンスターペアレント、クレーマー、ネットいじめ……。品格ブームとはうらはらに、品も規範も責任感ももたない「自分病」が蔓延している。結局、イヤなことはやらずに好き勝手に生きたいだけの“子ども”ではないか!?
▼他人を傷つけなければ存在を証明できない不安な「自分」。現代日本を埋め尽くす不機嫌のオーラに特効薬はあるのか? なんて疲れる日本人。
▼電車の奥から一言も発せず強引に降りようとする
▼タクシー代がばかにならないからと救急車を呼ぶ
▼娘の遠足の写真うつりが悪いと学校に怒鳴り込む
▼「なんで自分ばかりがつらいのか」と人殺しに走る
▼決まって口にするのは「だれにも迷惑かけてない」
▼これが「自分らしさ」の成れの果て!? 日本人の自分はどうなってしまったのか?
●第1章 「自分らしさ」とは何か
●第2章 日本人の「自分」は脆い
●第3章 日本列島の温室育ち
●第4章 世界の中心で「自分」を叫ぶ
●第5章 こんな「自分」にだれがした?
●第6章 自分病は治癒できるのか
●第7章 簡素な生活、高潔な思考
内容説明
自分らしく生きたい―老若男女を問わず日本人の心をとらえる魅力的な言葉。でもそこから生まれたのは、自分さえよければ他人なんてどうなってもいい「自分バカ」。モンスターペアレント、クレーマー、ネットいじめ…。品格ブームとはうらはらに、品も規範も責任感ももたない「自分病」が蔓延している。結局、イヤなことはやらずに好き勝手に生きたいだけの“子ども”ではないか!?他人を傷つけなければ存在を証明できない不安な「自分」。現代日本を埋め尽くす不機嫌のオーラに特効薬はあるのか?なんて疲れる日本人。
目次
第1章 「自分らしさ」とは何か
第2章 日本人の「自分」は脆い
第3章 日本列島の温室育ち
第4章 世界の中心で「自分」を叫ぶ
第5章 こんな「自分」にだれがした?
第6章 自分病は治癒できるのか
第7章 簡素な生活、高潔な思考
著者等紹介
勢古浩爾[セココウジ]
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に勤務するかたわら作品を発表、2006年に退職後は執筆活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kanaoka 57
与那国
しゅんぺい(笑)
goat
Hiroki Nishizumi