いくつもの壁にぶつかりながら―19歳、児童買春撲滅への挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569709314
  • NDC分類 368.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「カンボジアの子どもたちに笑顔を」。寄付だけに頼らない自立収益型NPOを立ち上げ「児童買春撲滅」を目指す若き女性起業家の物語。

売春宿に売られ、電気ショックを与えられながら働かされている幼い少女たち。彼女たちを助けたい。世界の児童買春をなくしたい――



▼「ふつうの女子大生」がはじめた社会起業NPO法人かものはしプロジェクト。挫折や失敗を繰り返しながらも、彼女の「想い」が、多くの人々の支援と共感を集めていく。いま、テレビや雑誌で話題の社会起業家による、勇気の出るノンフィクション。



▼【目次より】

▼わたしが出会った、あるカンボジア人少女の物語

▼第1章 カンボジアの児童買春問題

▼第2章 かものはしプロジェクトのスタート

▼第3章 児童買春をなくすための事業モデル

▼第4章 パソコン教室でカンボジアに進出

▼第5章 農村の子どもたちを救え!

▼第6章 あたたかな支援に包まれて

●私が出会った、あるカンボジア少女の物語 
●プロローグ 
●第1章 カンボジアの児童買春問題 
●第2章 かものはしプロジェクトのスタート 
●第3章 児童買春をなくすための事業モデル 
●第4章 パソコン教室でカンボジアに進出 
●第5章 農村の子どもたちを救え 
●第6章 あたたかな支援に包まれて 
●エピローグ 
●謝辞 
●かものはしプロジェクト活動年表 
●参考文献 
●かものはしプロジェクト事業概要

内容説明

売春宿に売り飛ばされ、電気ショックを与えられながら働かされている少女たち。彼女らは家が貧しかったため、売春宿に売り飛ばされていた。HIVがもとで死亡したり、自殺したりする子も少なくない。彼女達のために何かをしなければ。「ふつうの女子大生」がはじめた社会起業。

目次

第1章 カンボジアの児童買春問題
第2章 かものはしプロジェクトのスタート
第3章 児童買春をなくすための事業モデル
第4章 パソコン教室でカンボジアに進出
第5章 農村の子どもたちを救え
第6章 あたたかな支援に包まれて

著者等紹介

村田瀧香[ムラタサヤカ]
NPO法人かものはしプロジェクト共同代表。1981年10月24日生まれ、東京都出身。2001年「第二回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議」(横浜会議)若者代表。2002年仲間と共に「児童買春という悲劇をなくしたい。世界の子どもたちが笑って暮らせる世界を創りたい」とかものはしプロジェクトを創業。2003年NPO法人ETIC.主催ソーシャルベンチャーコンペティションSTYLE2003優秀賞授賞。2004年フェリス女学院大学国際交流学部卒業。2005年日経WOMAN「Woman of the year 2006」リーダーシップ部門を史上最年少で受賞。2006年日本青年会議所人間力大賞・参議院議長奨励賞受賞。2007年国際青年会議所より、過去にケネディやキッシンジャーが受賞した「TOYP(The Outstanding Young Person)」受賞。2009年国際ソロプチミスト主催「女性のために変化をもたらす賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろ☆

22
カンボジアで行われている児童買春に対してのNPO法人。児童買春の現状をもっと詳しく知りたかった。2014/11/07

鈴木拓

18
こういう人に、この国の、そして世界の未来を託したい。同時に、自分自身も行動しなくてはと思う。社会を変革していくのは、特別な力ではなく、どうしたらよいかと徹底的に悩み、議論し、折れそうになってもチャレンジし続けていくことなのだと気づく。それでも、少なからず諦めてしまったり、問題から目を背けてしまうこともあるのが人間なのだろう。一方、諦めずにもう一度頑張ろうと思えるのは、自分以外の存在が大きいのではないかと感じる。そして、素晴らしい出会いは、行動の結果として得られるものだのだと理解した。心に刺さる一冊。2025/07/11

にゃりか

18
だいぶ前に読んで、心をえぐられた気がした。筆者はわたしと同い年。わたしとは功績が雲泥の差。その後のカモノハシプロジェクトは知らないが、子供たちのために心を砕き色々と行動した、稀有なひと。心からの親愛をあなたに。わたしも社会貢献したい。だから、まだ死なない。死ねないのではなく、死なない。二度世界を放り投げたけど、まだこの星の歴史は続いていく。歴史に刻まれる生き方をしたい。2020/05/20

鈴木 千春

5
15年以上前だと思う講演を聞いて本も買って読んだと思う。 『19歳の女子大生がはじめた社会起業。児童買春撲滅への挑戦』 この度再読して改めて、彼女の一途な思いを訴え巻きこむ力に感心し、後半はちょっと涙した。 しかし彼女が直面したこの時期にちょうど東南アジアでの状況。 古今東西この問題はあった。 ↑↑↑古今東西この問題はあった。 の反応がすでにおババなのか〜 (おババに未来は託せないから(哀) 本書では「若さ・若い人」がやたら強調されている。 この後の彼女達の行末は!?2025/07/15

いちとにとやまと

5
児童買春の実態はあまりに酷い。学生ボランティアとして被害にあった子どもに触れた事で著者は知らん顔できなくなる。自分の将来に悩み、挫折しながらも「何とかしなければ」という思いに突き動かされて行動する。人のために力を尽くす事は人間としてもっとも尊い事だ。わかっていても、自分の人生のすべてをかけて人のために何かをなすのはとてつもなく難しい。その難しい事を必死にやり続ける姿に胸が熱くなる。2010/12/17

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