知の生態学の冒険J・J・ギブソンの継承<br> ロボット―共生に向けたインタラクション

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知の生態学の冒険J・J・ギブソンの継承
ロボット―共生に向けたインタラクション

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  • サイズ 46判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130151818
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C3311

出版社内容情報

人間との関係やインタラクションに焦点を合わせ、〈お掃除ロボット〉や著者が開発した〈ゴミ箱ロボット〉といった「関係論的なロボット」の具体事例を紹介し、生態学的な観点からその実相を記述することで人間とロボットの共生の可能性を浮かび上がらせる。

内容説明

「考え込むことなく、まわりに半ば委ねてしまおう!」「関係論的なロボット」の事例から浮かび上がる、人間とロボットの共生の可能性。

目次

第1章 まわりを味方にしてしまうロボットたち(“お掃除ロボット”のふるまいを観察してみる;“ゴミ箱ロボット”の誕生;わたしたちとロボットとの相補的な関係)
第2章 ひとりでできるってホントなの?(「ひとりでできるもん!」;冗長な自由度をどう克服するのか;機械と生き物との間にあるロボット;おぼつかなく歩きはじめた幼児のように;〈バイオロジカルな存在〉から〈ソーシャルな存在〉へ)
第3章 ロボットとの社会的相互行為の組織化(街角にポツンとたたずむロボット;“アイ・ボーンズ”の誕生;ティッシュをくばろうとするロボット;“アイ・ボーンズ”との微視的な相互行為の組織化)
第4章 言葉足らずな発話が生み出すもの(言葉足らずな発話による会話連鎖の組織化;日常的な会話に対する構成論的なアプローチ;今日のニュースをどう伝えるか;ロボットたちによる傾聴の可能性;大切な言葉をモノ忘れしたらぢうか)
第5章 ロボットとの“並ぶ関係”でのコミュニケーション(公園のなかを一緒に歩く;ロボットと一緒に歩く;“自動運転システム”はどこに向かうのか;ソーシャルなロボットとしての“自動運転システム”に向けて)

著者等紹介

岡田美智男[オカダミチオ]
豊橋技術科学大学情報・知能工学系教授。工学博士。専門はコミュニケーションの認知科学、社会的ロボティクス、ヒューマン・ロボットインタラクション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shin_ash

6
東大出版会の知能生態学の冒険の1冊。「弱いロボット」の岡田先生の本。恥ずかしながら「弱いロボット」と言うワードが研究対象と知らずペットロボットのキャッチコピー程度にしか認識していなかった。岡田先生の本シリーズでの著作があることを知ったので慌てて読んでみた。表面的には一見役に立たないロボットの研究っぽく見えるが、順番は逆で共生に向けたインタラクションを研究する手段として「弱いロボット」を方法論として採用している。コミュニケーションを考える上で主体と主体の「間」(間主観性なのだろうか?)が改めて重要と感じた。2023/10/29

人生ゴルディアス

4
内容が激薄に感じた。ギブソンのことを知った『やわらかいロボット』とかのシリーズが良かったので、これも同じかなと思って手に取ってみたが、全然違った。なんかこう福祉系のノリが強くて、"やさしい""助け合い"みたいな感じがきつかった。自動運転についても、完全自動にしたら人間が排除されてしまい、運転熟達の喜びがなくなるとかまさかの情緒面から疑問を呈していてうーん……。自分の身を守る喜びのために銃所持に賛成するタイプならなにも言わんけどさ。インタラクションは自由度の縮減、みたいな方面の話がもっと欲しかった2022/10/13

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