出版社内容情報
川上健一が贈る「お父さんたちへの応援歌」。
日本を元気にするのは、やはりお父さんです! 日常の何気ない風景を切り口鮮やかに描いた幸せのショート・ショート。
「家族は、人間が最初に出会う他人である」と言った人がいた。その他人同士が、家族へと育つ小さな時間を積み重ねることで、本当の家族になっていく。そう、家族は生まれたときから、そこに確かにあるものだけれど、育っていくという面もあわせ持っているのだ。
▼◎母が、食卓で描いていた父へのメッセージ「yes」の意味とは――「yes」 ◎結婚式で花嫁の娘が見せたしぐさに、父が微笑んだ理由とは――「幸せのしぐさ」 ◎父の残した小文字の「jump」という言葉――「ジャンプ」ほか、短くも深い余韻が残り、心がジーンと温かくなる67のショートストーリーを収録する。
▼お父さんが読めば「よし! もうひと頑張りしますか!」という気持ちになるし、お父さん以外の人が読めば「お父さんありがとう」と、きっと感謝の気持ちを伝えたくなる一冊。
●yes
●誕生日ケーキ
●ありがとう
●信じる気持ち
●ロックンロール
●久し振りの「いただきます!」
●帰宅
●幸せのしぐさ
●ご飯だよお
●おんぶ
●古靴
●お帰り
●不思議な釣り
●お茶の時間
●愛の歌
●桃のタネ
●いいところ
●俺の一等賞
●ピアノ
●グリグリ
●父の背中
●初雪
●朝日
●夫の説教
●風邪
●小さな教会
●いないいないバア!
●桜の木の下で
●ワゴンサービス
●絵手紙
●赤いりんご
●父のおごり
●肩叩き券
●お気に入りの服
●力任せのティーショット
●窓拭き
●お帰り
●おやすみ
●ヒーロー
●家族
●ベッド
●ごちそう
●足跡
●片づけ
●うち
●味方
●初めてのデート
●父のプレゼント
●事件
●復活
●百パーセント
●ワイパー
●小さな花束
●ダイエット
●三人の恋人
●ジャンプ
●誕生日プレゼント
●自分へのラブレター
●タバコ
●一日の終わりに
●電車
●子猫
●ロマンス
●タグ
●傷跡
●折り鶴
●八つ当たり
内容説明
心がほっこり温まる67のショート・ストーリー。
目次
yes
誕生日ケーキ
ありがとう
信じる気持ち
ロックンロール
久し振りの「いただきます!」
帰宅
幸せのしぐさ
ご飯だよお
おんぶ〔ほか〕
著者等紹介
川上健一[カワカミケンイチ]
1949年、青森県生まれ。県立十和田工業高校卒。1977年、『跳べ、ジョー!B.Bの魂が見てるぞ』で第28回小説現代新人賞を受賞し、作家デビュー。2001年、『翼はいつまでも』で「本の雑誌」2001年度ベスト1に選ばれ、翌2002年、第17回坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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takaC
ち~
かんちゃん
けんとまん1007
nanmatuko