yes―お父さんにラブソング

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569708911
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

川上健一が贈る「お父さんたちへの応援歌」。

日本を元気にするのは、やはりお父さんです! 日常の何気ない風景を切り口鮮やかに描いた幸せのショート・ショート。

「家族は、人間が最初に出会う他人である」と言った人がいた。その他人同士が、家族へと育つ小さな時間を積み重ねることで、本当の家族になっていく。そう、家族は生まれたときから、そこに確かにあるものだけれど、育っていくという面もあわせ持っているのだ。

▼◎母が、食卓で描いていた父へのメッセージ「yes」の意味とは――「yes」 ◎結婚式で花嫁の娘が見せたしぐさに、父が微笑んだ理由とは――「幸せのしぐさ」 ◎父の残した小文字の「jump」という言葉――「ジャンプ」ほか、短くも深い余韻が残り、心がジーンと温かくなる67のショートストーリーを収録する。

▼お父さんが読めば「よし! もうひと頑張りしますか!」という気持ちになるし、お父さん以外の人が読めば「お父さんありがとう」と、きっと感謝の気持ちを伝えたくなる一冊。

●yes 
●誕生日ケーキ 
●ありがとう 
●信じる気持ち 
●ロックンロール 
●久し振りの「いただきます!」 
●帰宅 
●幸せのしぐさ 
●ご飯だよお 
●おんぶ 
●古靴 
●お帰り 
●不思議な釣り 
●お茶の時間 
●愛の歌 
●桃のタネ 
●いいところ 
●俺の一等賞 
●ピアノ 
●グリグリ 
●父の背中 
●初雪 
●朝日 
●夫の説教 
●風邪 
●小さな教会 
●いないいないバア! 
●桜の木の下で 
●ワゴンサービス 
●絵手紙 
●赤いりんご 
●父のおごり 
●肩叩き券 
●お気に入りの服 
●力任せのティーショット 
●窓拭き 
●お帰り 
●おやすみ 
●ヒーロー 
●家族 
●ベッド 
●ごちそう 
●足跡 
●片づけ 
●うち 
●味方 
●初めてのデート 
●父のプレゼント 
●事件 
●復活 
●百パーセント 
●ワイパー 
●小さな花束 
●ダイエット 
●三人の恋人 
●ジャンプ 
●誕生日プレゼント 
●自分へのラブレター 
●タバコ 
●一日の終わりに 
●電車 
●子猫 
●ロマンス 
●タグ 
●傷跡 
●折り鶴 
●八つ当たり 

内容説明

心がほっこり温まる67のショート・ストーリー。

目次

yes
誕生日ケーキ
ありがとう
信じる気持ち
ロックンロール
久し振りの「いただきます!」
帰宅
幸せのしぐさ
ご飯だよお
おんぶ〔ほか〕

著者等紹介

川上健一[カワカミケンイチ]
1949年、青森県生まれ。県立十和田工業高校卒。1977年、『跳べ、ジョー!B.Bの魂が見てるぞ』で第28回小説現代新人賞を受賞し、作家デビュー。2001年、『翼はいつまでも』で「本の雑誌」2001年度ベスト1に選ばれ、翌2002年、第17回坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

41
お父さん心をくすぐる3ページ×67編の至極健全なスーパーショートショート集。やや物足りない。2014/04/19

ち~

27
お父さんを中心とした、家族の心温まるショートストーリーが一冊の中に67編も収められている。少しキレイに書きすぎている感じもするけれど、それぞれが、わずか3ページほどの短いストーリーなのに、クサクサした気分も解いてくれました。2016/03/24

かんちゃん

14
67あるどのショート・ストーリーにもなにかしら共感できるところがあった。 家族の数だけ家族の形があるけれど、妻や子どもを思う気持ちは、普遍的なものでもあるなぁと感じた。 途中なんどか目頭が熱くなって、涙が溢れそうになってしまったが、そこは父として泣くわけにはいかないと言い聞かせて読了しました(*^_^*) 素敵な読者タイムを川上さんありがとうございました2016/12/25

けんとまん1007

13
まさに、自分もお父さんである。校下の図書館分館で偶然目にして、思わず借りた。そうそう、「YES」なんだよなあ~、そこから始まるんだ。「NO」では先がないもんな。果たして、今の自分はどんなお父さんとして子ども達から見えているんだろうか?と、ふと思った。2011/03/20

nanmatuko

11
いいお父さん達の短いお話しがいっぱい。家族っていいなと思った。時々うるッとくる話も。離れて暮らす父に、今日父の日の贈り物を送った。2014/06/12

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