出版社内容情報
中小企業病を克服するための処方箋を紹介。
債権の回収不能、銀行の貸し渋り、事業承継の失敗など、中小企業の倒産には共通する原因がある。その処方箋(解決策)を提案する。
「一〇〇年に一度の経済危機」と騒がれるなかで、企業の倒産件数もうなぎのぼり。どんな優良企業でさえ、潰れる可能性はゼロではない。
▼本書は、35年にわたり約300社の企業を直接指導してきたコンサルタントの経営指南書。自然災害に備えて誰もが準備をするように、経営にも備えが必要だ。グズグズしているとアッという間に経営は悪化する。倒産寸前になって慌てたところで、誰も助けてはくれない。
▼「企業ドクター」を自称する著者は、企業が倒産する原因(病気)を過去の事例から大きく6つに分ける。「銀行づきあい病」「金回りの病」「ヒトによる病」「売りもの病」「改革しない病」「経営者が陥る病」である。それぞれにいくつかのケースを紹介し、自身の経験から症状、患者の訴え、診断、処方箋(解決策)を提示する。
▼未曾有の不況が企業を襲う経営環境で、経営者がどんな備えをすればよいか、その整理に役立つ1冊である。
●序章 破綻の要因は借りすぎだ
●第一章 銀行づきあい病
●第二章 金回りの病
●第三章 ヒトによる病
●第四章 売りもの病
●第五章 改革しない病
●第六章 経営者が陥る病
内容説明
グズグズしていると会社が潰れますよ!約300社の企業を直接指導してきた企業ドクターの直言。
目次
序章 破綻の要因は借りすぎだ
第1章 銀行づきあい病
第2章 金回りの病
第3章 ヒトによる病
第4章 売りもの病
第5章 改革しない病
第6章 経営者が陥る病
著者等紹介
井上和弘[イノウエカズヒロ]
1942年、大阪府生まれ。早稲田大学卒。大手コンサルティング会社を経て、独立。企業再建の「名外科医」として、赤字会社の中に入り込み、社長や役員を叱りとばしながら思い切った手を果敢に打って短期間に収益を回復させる。経営指導歴35年、これまで300社を直接指導。オーナー社長のクセを知り尽くし一社も潰さず、一部上場はじめ株式公開させた企業も十数社にのぼる。現在、(株)アイ・シー・オーコンサルティング会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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