PHP新書<br> エンタメ通訳の聞き方・話し方

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PHP新書
エンタメ通訳の聞き方・話し方

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  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569707549
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C0212

出版社内容情報

通訳が語る本当のコミュニケーションとは?

ディカプリオ、フォーサイスなど多数の海外スターの通訳を、一手に引き受ける著者だからこそ語れる究極のコミュニケーションを伝授!

著者はレオナルド・ディカプリオ、フレデリック・フォーサイス、フレディー・マーキュリーなど多数の海外著名人の通訳を務めてきた、エンタテイメント業界では知る人ぞ知る存在。英語に堪能なだけではなく、時には、場を盛り上げるために積極的に笑いをとるなど、機転をきかせたパフォーマンスで困難な場面を数多く乗り越えてきた。

▼「言葉の背後にあるものを意識する」「ポジティブないい加減さで困難を乗り切る」「自分を売り込まない」「状況を俯瞰して分析する」……。これらを著者は言語の壁、文化の壁を越えて、「いつでもどこでも誰とでも」コミュニケーションを取りたいと願い、実践している。その過程で著者が身に付けた異文化コミュニケーションは、日本人同士の付き合いでも立派に通用する。

▼人と付き合う上で一番大切なこと、それを感じ取りながら読んでもらいたい。エピソード一つひとつに、幸せに生きるためのヒントが詰まっている。

●1章 通訳はみなフリーター ~会議通訳とエンタテイメント通訳の違い~ 
●2章 「面」で進む先に待ち受けるものは? ~ニュー・フロンティアへの道~ 
●3章 エンタテイメント通訳はよく笑い、よく食べ、よく寝る ~笑いは万能薬!~ 
●4章 個性豊かなどんぐりさんたち ~どんなに有名でも、どんぐりはどんぐり~ 
●5章 蚊取り線香トークからの脱却 ~日本語の精神構造~ 
●6章 すうちゃんの出汁巻き卵 ~マニュアルの是非~ 
●7章 アートとサイエンスの関係 ~秘められた日本の底力~ 
●最終章 ビジュアル・コミュニケーションへ ~Seeing is Believing~

内容説明

著者はレオナルド・ディカプリオ、フレデリック・フォーサイス、フレディー・マーキュリーなど多数の海外著名人の通訳を務めてきた、エンタテイメント業界では知る人ぞ知る通訳。「言葉の背後にあるものを意識する」「ポジティブないい加減さで困難を乗り切る」「自分を売り込まない」…。これらは著者が「いつでもどこでも誰とでも」コミュニケーションをとるために、身に付けたものである。人と付き合う上で一番大切なこと、それを感じ取りながら読んでもらいたい、幸せに生きるためのヒントが詰まっている。

目次

1章 通訳はみなフリーター―会議通訳とエンタテイメント通訳の違い
2章 「面」で進む先に待ち受けるものは?―ニュー・フロンティアへの道
3章 エンタテイメント通訳はよく笑い、よく食べ、よく寝る―笑いは万能薬!
4章 個性豊かなどんぐりさんたち―どんなに有名でも、どんぐりはどんぐり
5章 蚊取り線香トークからの脱却―日本語の精神構造
6章 すうちゃんの出汁巻き卵―マニュアルの是非
7章 アートとサイエンスの関係―秘められた日本の底力
最終章 ビジュアル・コミュニケーションへ―Seeing is Believing

著者等紹介

小林禮子[コバヤシノリコ]
東京都出身。津田塾大学卒業。原盤制作会社、月刊誌編集部勤務を経た後、音楽、映画、文学などアートを中心に、フリーのメディア通訳・翻訳者として現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

7
フリーターとしての通訳(16頁)。社会的に尊敬されてしかるべきなのだから、それなりに生活保障するのは当然ではなかろうか。ピンク・フロイドの通訳をしたことがあるという(52頁)。英国紳士(53頁)。VIPとならおいしいものが食べられる。少しはおこぼれ、ご褒美がないと、続けられないことも確か。喧嘩で謝るべきは弱者でなく、強者(193頁)。そのとおり。お金を払ってくれる人の常識が通訳の常識、との指摘は反復される主張のポイント(97、195頁)。スポンサーあっての貧しい通訳? 時価にセンシティヴにならざるを得ぬ。2013/06/08

ごへいもち

3
なんだか薄っぺら。読みながら批判したいことがたくさん出てきた。大の大人が自分をのりちゃんと言ったりなんとなく甘っちょろいし、私ってこんなに有名人といろいろ話したすごい人間のよ~という自慢も鼻につく。2010/01/26

samandabadra

1
著者の魂の一冊といえるかもしれない。通訳の勉強するための一冊というよりは、人生をより深いものにするためにはという話がちりばめられた本。後遺症がのこる病気となった旦那さんとの人生を納得させようというところも見えるし、最後はそれがよくわかるエピソードで終わっている。p126ページからのロバート・デ・ニーロのエピソードは秀逸。あと、最初の方に出てくる、線と、面の話が最後の方できちんと腑に落ちる形で終わるのも見事。サイエンスをアートに変えるプレゼンテーション力の話(209p)「ノリコの背後霊の囁き」もよい2013/01/17

noritsugu

1
英語にそれほどフォーカスはしていない。ありがちだけど、『エンタメ通訳 ここだけの話』とか『エンタメ通訳 こぼれ話』くらいでも良かったのではないだろうか?2009/07/31

み~ちゃん

0
通訳にとどまらず広くコミュニケーションについて書かれてあり、納得。スターの意外なエピソードも披露。楽しめた。2009/05/27

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