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中学受験に迷う親たちへ―知っておくべきこと、考えておくべきこと

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569707440
  • NDC分類 376.8
  • Cコード C0037

出版社内容情報

中学受験をさせる前に考えておくべきことは?

「私学信仰」の高まりとともに中学受験は過熱の一途。今や教育は「消費」になり下がった! 教育の現状、親の意識のあり方に一石を投じる。

ますます過熱する中学受験――。しかし、中学受験に合格したからといって、それで本当に子どもは幸せになれるのでしょうか? 公立の質が落ち、私立がいいという評価は本当に正しいのでしょうか? 中学受験ブームは、なんだかおかしい――きっと誰もが、そう気づきはじめているのではないでしょうか?

▼本書は、この国の教育現場に35年に亘って向き合ってきた著者が、教育の現状を鋭く見据え、その本質的な問題点を深く掘り下げた1冊です。「中学受験を否定はしない。しかし見落としていること、親がもっと真剣に考えるべきことがあまりに多すぎる」と著者は訴えます。親なら、誰だって子どもの将来の幸せを願うもの! それゆえに、中学受験に迷ってしまいます。親としてどう選択をするべきか――この本から、決断のための大きなヒントが得られるはずです。

●第一章 中学受験に殺到する親と子 
●第二章 学校教育に意味を見出せない時代 
●第三章 思索の蓄積がない教師と親に教育はできるか 
●第四章 「平凡」を育てる受験の統治効果 
●第五章 「物質の豊かさが心の充足」という論理 
●第六章 「パターン人間」ばかり生み出す小作人文化 
●第七章 学歴社会に限界が見えてきた

目次

第1章 中学受験に殺到する親と子
第2章 学校教育に意味を見出せない時代
第3章 思索の蓄積がない教師と親に教育はできるか
第4章 「平凡」を育てる受験の統治効果
第5章 「物質の豊かさが心の充足」という論理
第6章 「パターン人間」ばかり生み出す小作人文化
第7章 学歴社会に限界が見えてきた

著者等紹介

宮川俊彦[ミヤガワトシヒコ]
1954年、長野県生まれ。国語作文教育研究所所長。35年にわたり青少年の作文・表現教育を実践。表層的な指導ではなく、人間の内面に分け入った表現教育活動を展開し、学校教育の枠を超え、人間そのものの分析・育成の最前線に位置している。また400を超す大手企業・自治体に赴き、人事政策など教育顧問活動でも大きな実績をあげている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミニ吉田

2
「中学受験に迷う親たちへ」というタイトルなのに「やりたければやればいいし、やらないからどうということもない。そんなことは個々の問題でボクの知ったことではない」と書いてありビックリ。内容的にもただ教育についてディスってるだけで解決策の提案とかそういうのは無し。著者はストレス溜まってるんだろな〜って感じの内容でした。2019/10/22

ぽれぽれ

1
「賢く受験もしたらいいし、賢く合格も不合格もしたらいい。その程度のことで人生が決定されるというなら、その人の人生はその程度のものだ。」これを読んで、忌まわしい思い出から解放された気がした。中学受験生の親のみならず、教養を必要とする現代人に読んでほしい。2015/02/02

なる子

0
題名と内容との関連性が薄い。2022/11/06

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