角川文庫
シェルブリット〈1〉ADEN ARABIE

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  • サイズ 文庫判/ページ数 257p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041000618
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「輪るピングドラム」の幾原邦彦と「ファイブスター物語」の永野護の異色作

”最速”のジーンライナー、ローヌ・バルトにエリートとして入りこんだ主人公オルス・ブレイクは、人型高機動戦闘兵器シェルに乗る危険な任務を課せられる。闘いの末に、そして航海の先に、はたして何があるのか!?

内容説明

遙かな未来、人類の「種」は3つに分化していた。進化の末、巨大な宇宙船の姿となった第1の人類種「ジーンライナー」、遺伝子改良で進化を遂げた第2の人類種「ジーンメジャー」、そして進化を遂げなかった第3の人類種「ジーンマイナー」。世界最速のジーンライナー「ローヌ・バルト」に、「勝利者」への夢を抱くオルス・ブレイクが搭乗する。オルスを待つのは、最も危険な船外任務、「シェルブリット」であった…。

著者等紹介

幾原邦彦[イクハラクニヒコ]
「美少女戦士セーラームーン」シリーズの演出、シリーズディレクター等を経て、TVアニメ「少女革命ウテナ」を企画、監督。1999年、劇場版「少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録」の監督を務める

永野護[ナガノマモル]
「重戦機エルガイム」等のデザインを経て、1985年、コミック「フール・フォー・ザ・シティ」、86年より「ファイブスター物語」を「月刊ニュータイプ」に連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

8
専門用語攻撃に驚く。解説は充実しているが・・・。二巻へ。2012/03/12

キーツ(Nob Arakawa)

6
かな~り昔に何故か2巻だけ購入してずぅ~っと積んであったままが気持ち悪かったので思い出したように文庫化された1巻を敗戦処理のごとく読んだというだけ。永野護ファンにも幾原邦彦ファンにも刺さる部分は見当たらず。まぁ話題の才能2人の話題優先タッグだけで立てた企画が失敗だったというだけの作品。もとめて読む価値はねぇかとww2016/12/11

ミチヲ

3
F.S.S.好きには、作中の細かな設定がたまりません。文章は平坦で読みやすく、設定の理解に集中できました。「自分で考えること、それは教育で身につけるものではない。それは自発的に獲得する行動様式であった。」この文章がすべてを語っていました。2013/03/10

ハンギ

2
永野護の世界観に満ちたSF小説。人類が宇宙進出を遂げ、宇宙船で旅行をしている時代に、武装貨物船同士がスピード勝負をして、どこが一番早く商品を輸送できるかを競っている。その武装貨物船そのものが生きた人類であり、意志を持っているところが、確かに生気論的ではあるかもしれない。途中でロボット乗りの主人公が死んだ方が良かったと思う。ちょっとガンダムに引きずられているのは惜しい。ただ、何も無い宇宙を流線型の貨物船が超高速で疾走する感じがよく出ていて、なるほどこれを書きたかったのかなと思いました。2015/06/06

牧神の午後

2
そりゃぁFSSの永野さんですから、詳細な用語解説、どこのアニメBDの特典かと見まごうばかりの設定解説なんて想定の範囲内です。まぁ、実際用語解説は無視しても話の筋追うだけならばなんとかなります(笑)。まだ話の途中なんでヤボかもしれないですが、宇宙船型新人類という設定に振り回されすぎな感じ。主人公の心情描写は当然詳しいですし、進化人類であるところのジーンメイジャーもまぁ考え方は判る、でも新型人類であるところのジーンライナーの考えがさっぱり読めない、登場人物による推測はあるのですが。ちょっと取っつきにくい感じ?2014/02/05

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