出版社内容情報
不動産のスペシャリストが説く未来の築き方。
世界的な金融不安、聞こえ始めたドル崩壊の足音……経済のあり方が根本的に問われるいま、どう生きるのが真の幸せへの道なのか?
資本主義が行き詰まり、経済のあり方が根本的に問われている今、私たちは何を拠り所に生活を考えていけばいいのか。
▼本書は、10年前に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社「さくら事務所」を立ち上げ、住宅購入や投資、資産管理の有効な方法を、つねに購入者の立場から考えてきた著者が、不動産を通して見えてきたこれからの日本経済のあり方と、人を幸せにするお金・不動産とのつきあい方を提案する。
▼多くの日本人は、自分の人生をかけて全資産をマイホームにつぎ込んできた。ところが、そんな新築住宅も、あたかも「耐久消費財」のように、25年でほぼ価値がゼロになってしまうという理不尽な現実がある。「土地神話」が崩壊した今、土地から建物へ価値の軸足を移し、「資産価値のある住宅」の市場を創造していくことで、日本経済には活路が見える。住宅が資産性を持つことで、生活に安心感が生まれる。人を幸せにし、国を豊かにするための提言と対策。
●はじめに
●第一章 金融不安は私たちの暮らしをどう変えるか
●第二章 ドル崩壊後の世界と日本
●第三章 カサ増し経済の次にくる世界
●第四章 ポスト成長経済社会の経済・政策提言
●第五章 内需を安定させる不動産政策提言
●第六章 人を幸せにするお金、資産、不動産とのつきあい方
●第七章 ポスト成長経済社会を豊かに生きる方法 ――仕事と会社はどう変わる
●エピローグ
目次
第1章 金融不安は私たちの暮らしをどう変えるか
第2章 ドル崩壊後の世界と日本
第3章 カサ増し経済の次にくる世界
第4章 ポスト成長経済社会の経済・政策提言
第5章 内需を安定させる不動産政策提言
第6章 人を幸せにするお金、資産、不動産とのつきあい方
第7章 ポスト成長経済社会を豊かに生きる方法―仕事と会社はどう変わる
エピローグ
著者等紹介
長嶋修[ナガシマオサム]
株式会社さくら事務所取締役会長。不動産デベロッパーで支店長・不動産売買業務を経験後、業界初の個人向け不動産コンサルティングを行う消費者エージェント企業、さくら事務所を設立。以降、さまざまな活動を通し、「購入者のみの立場に立つ不動産コンサルタント」第一人者としての地位を築く。不動産経済セミナー講師、テレビや雑誌などのメディア出演、掲載も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 源氏供養(下) 新版 中公文庫