出版社内容情報
老子――この思想は日本文化の底流に脈々と受け継がれてきた。論語との対極をいくこの古典を訳し、現代的意味合いを問いかける。
老子とはなにか――いまもってわからないことの多い、この謎めいた名著に現代人は魅かれる。◎敢えて主とならず客となる ◎少なければ則ち得、多ければ則ち惑う ◎知る者は言わず言う者は知らず ◎柔弱は剛強に勝つ ◎大器は晩成す――この古典的名著にある名文から現代人が学ぶべきことはあまりにも多い。本書では、とくに現代社会に通じる章を全81章のなかから計53章厳選し、読みやすい構成をとった。また現代語訳とともに、解説を付した。たおやかに、しなやかに、静かに、自由に、悠々自適に生きる人――老子が求めた生き方の根底には、それがある。老子が求めた心には、それがある。そしてそのすべての根源に「道(タオ)」があるのだ。タオは理解することはできない。感じるものである。老子の名文を読み、自らの体験に重ね合わせていくことで、老子は「感じる」ことができる。そのタオにつながる道は誰にも開かれている。本書はその「道先案内人」である。
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[序]老子 ――悠々自適に生きるために
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[I]「道(たお)」とともに生きる
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[II]たおやかに、自由に生きるために
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[III]しなやかで力強く生きるために
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[IV]静かに生きるために
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[V]人の世で生きるために
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[結]日本人にとっての「老子」的な生き方
内容説明
現代のストレス社会を悠々自適に歩いていくために知っておきたいことがここにある。わかりやすい新訳で読む古典の名著。
目次
序 老子―悠々自適に生きるために
1 「道」とともに生きる
2 たおやかに、自由に生きるために
3 しなやかで力強く生きるために
4 静かに生きるために
5 人の世で生きるために
結 日本人にとっての「老子」的な生き方
著者等紹介
岬龍一郎[ミサキリュウイチロウ]
1946年生まれ。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社・出版社の役員を歴任。退職後、著述業のかたわら、人材育成のために「人間経営塾」を主宰。国家公務員・地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務め、「人の上に立つ者の人間学」を説いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かいてぃ〜
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takam
さき@merry