出版社内容情報
百年に一度の世界同時不況の原因を読み解く。
百年に一度といわれる世界同時不況の原因は何なのか? 気鋭のジャーナリストが6つの視点から多角的かつ本質的に読み解く。
二〇〇七年にサブプライム問題が顕在化して以降、アメリカ発の金融危機は全世界に広がり、日本を含めた世界各地の経済が壊滅的な打撃を受けた。「百年に一度」と言われる金融崩壊の真犯人はいったい誰なのか? 世界の隅々まで達した情報・金融ネットワークを背景に、起こるはずのなかった住宅バブルがアメリカ全土に広がったとき、無限の成長を約束したはずのIT革命、金融工学は凶器と化した。危機の本質を、気鋭のジャーナリストが「欲望」「技術」「思想」など七つの視点から論じる。
▼○第一章《巨匠》神の如き男の凡庸な弁解、○第二章《欲望》グリードの「仕組み」を考える、○第三章《物語》今度こそ「新しい時代」が到来した、○第四章《技術》繁栄をもたらす金融テクニックの罠、○第五章《思想》世界を金融で改造するという傲慢、○第六章《未来》アメリカを駆り立てる「チェンジ」と「保険」、○エピローグ―二つの「感染」にどう立ち向かうか
●プロローグ 世界経済を崩壊させたのは誰なのか
●第一章 巨匠 神の如き男の凡庸な弁解
●第二章 欲望 グリードの「仕組み」を考える
●第三章 物語 今度こそ「新しい時代」が到来した
●第四章 技術 繁栄をもたらす金融テクニックの罠
●第五章 思想 世界を金融で改造するという傲慢
●第六章 未来 アメリカを駆り立てる「チェンジ」と「保険」
●エピローグ 二つの「感染」にどう立ち向かうか
内容説明
二〇〇七年にサブプライム・ローン問題が顕在化して以降、アメリカ発の金融危機は全世界に広がり、日本を含めた世界各地の経済が壊滅的な打撃を受けた。「百年に一度」と言われる金融崩壊の真犯人はいったい誰なのか?世界の隅々まで達した情報・金融ネットワークを背景に、起こるはずのなかった住宅バブルがアメリカ全土に広がったとき、無限の成長を約束したはずのIT革命、金融工学は凶器と化した。危機の本質を、気鋭のジャーナリストが「欲望」「物語」「技術」「思想」など七つの視点から論じる。
目次
プロローグ 世界経済を崩壊させたのは誰なのか
第1章 巨匠―神の如き男の凡庸な弁解
第2章 欲望―グリードの「仕組み」を考える
第3章 物語―今度こそ「新しい時代」が到来した
第4章 技術―繁栄をもたらす金融テクニックの罠
第5章 思想―世界を金融で改造するという傲慢
第6章 未来―アメリカを駆り立てる「チェンジ」と「保険」
エピローグ 二つの「感染」にどう立ち向かうか
著者等紹介
東谷暁[ヒガシタニサトシ]
1953年山形県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。経済誌や言論誌などの編集に携わり、97年よりフリーのジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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