出版社内容情報
皮膚から取り込まれる化学物質の恐怖とは。
アトピーやガン、シックハウス症候群の病原といわれる化学物質。それらは食を通してではなく、皮膚から体内に吸収される。その実態とは。
アトピー性皮膚炎、アレルギー性疾患、ガンの原因は皮膚からも吸収されている!
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▼私たちの日常生活に不可欠なもの、食料品はもとより、衣料や生理用品、紙おむつ、プラスチック製の日用雑貨、合成洗剤、シャンプーやリンス、歯磨きペースト、化粧品、農薬、医療品などのなかには、有害な化学物質を含むものが数多く存在します。
▼その毒素が皮膚から体内に吸収されることはあまり知られていません。
▼本書では、皮膚吸収される毒素の恐ろしさと、身を守るための方法を解説しています。
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▼薬事法に基づく「表示指定成分と人体への影響一覧」付きです!
●はじめに
●第1章 私たちの生命を脅かす有害化学物質
●第2章 経皮毒はこうして体内に吸収される
●第3章 日常生活にあふれる有害化学物質
●第4章 経皮毒で危惧される健康障害
●第5章 人と地球を汚染物質から守るために
●薬事法に基づく「表示指定成分」と人体への影響
内容説明
合成洗剤、歯磨きペースト、シャンプーやリンス、化粧品、生理用品、紙おむつ…。私たちの生活に欠かせない日用品の原料は、実は合成化学物質だらけ。皮膚吸収される毒素の恐ろしさと、身を守るための方法を解説。薬事法に基づく「表示指定成分と人体への影響一覧」付き。
目次
第1章 私たちの生命を脅かす有害化学物質(自然に手を加えはじめた人類;世界で相次ぐ公害は自然からの警鐘 ほか)
第2章 経皮毒はこうして体内に吸収される(皮膚の構造と働きを知っておく;経皮吸収の仕組みはこうなっている ほか)
第3章 日常生活にあふれる有害化学物質(石けんは天然由来、合成洗剤は石油が原料;合成界面活性剤は現在約200種類ある ほか)
第4章 経皮毒で危惧される健康障害(ホルモンの働きを阻害する環境ホルモン;環境ホルモンは生殖機能に影響を与える ほか)
第5章 人と地球を汚染物質から守るために(オゾン層の破壊によって広がる紫外線の悪影響;川や海の汚染は食物連鎖で人間に還ってくる ほか)
著者等紹介
稲津教久[イナズノリヒサ]
1952年東京生まれ。東京薬科大学薬学部薬学科卒。同大学院博士課程修了(薬理学専攻)。薬剤師、薬学博士。東京薬科大学薬学部助手を経てベルン大学(スイス)へ留学。現職は帝京平成大学薬学部教授。米国生殖生理学会評議員、日本薬理学会評議員、日本薬学会会員ほか。加齢に伴う毒性や、カルボニル還元酵素を指標(活性、含量、遺伝子)とした継世代毒性に関する研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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