「やる気がでない人」の心理学

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「やる気がでない人」の心理学

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569704647
  • NDC分類 159
  • Cコード C0012

出版社内容情報

自信に目覚め、生きる力と希望がわいてくる本。

毎日を楽しく生きようとすればできるのに、そのための努力が面倒くさい。心は不満だらけの人の心理分析と克服するための処方箋。

現代人は、ピンチや困難に陥った時「どうせムリ」「そんなことをしても意味がない」と、何もしないうちから諦めてしまいがち。

▼それでは、いざチャンスが目の前に来てもつかむことができないのだ。

▼本書は、「無気力」「おっくう」になる心理的原因を分析し、受身の生き方から活力ある人生に転換させるために、どう考え、何をすればよいのかを提言する。人は失敗によって鍛えられてきた。ならば、失敗ばかりの人生を嘆き、失敗と不幸を結びつけて考えることこそが間違いなのではないか……と著者はいう。

▼そこで◎「そんなことをしてもあんまり意味がないのでは」という議論ばかりする人 ◎欲求不満を解消する努力が、おっくうな人 ◎あるものを捜すより、ないままで済ませてしまう人 ◎無気力空間からの脱出……などの具体例をあげながら、自分の置かれた状況の中で、とにかく出来ることをやってみることの大切さをアドバイス。自信に目覚め、真の幸福をつかむヒントが満載!

▼生きる力と希望が湧いてくる本。

●第一章 努力するくらいなら…… 
●第二章 理屈ばかりこねる心理 
●第三章 なぜ、「どうせ」が先に出てしまうのか 
●第四章 人生に絶望感は必要か 
●第五章 無気力空間からの脱出

目次

第1章 努力するくらいなら…(行動してもいないのに「不可能!」を宣言する人;「仕方がない」で終る人、終らない人 ほか)
第2章 理屈ばかりこねる心理(行動するふりをする人;なぜか嘆くことが好きな人、耐えるばかりが好きな人 ほか)
第3章 なぜ、「どうせ」が先に出てしまうのか(他人に「いい顔」ばかりしたがる心理;心理的パニックに陥るとき ほか)
第4章 人生に絶望感は必要か(自分の生き方を、勝手な「思い込み」で決めるのはやめよう;燃える柔軟な心 ほか)
第5章 無気力空間からの脱出(「困難には勝てない」と思い込んではいないか;行動しない人ほど推測や議論が好きである ほか)

著者等紹介

加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程修了。73年以来、たびたびハーヴァード大学准研究員を務め、現在、早稲田大学名誉教授。またハーヴァード大学ライシャワー研究所准研究員、日本精神衛生学会顧問。ラジオのテレフォン人生相談パーソナリティーとしても約30年活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすぴ

5
まさに自分のことが書いてあるような本。確かに幼少時代に抑圧されていたので、やる気が出ない、嫉妬深い、すぐあきらめる・・。すべて当たり。今更親を責める気にはならないけどね。この性格を直すのは相当苦労しそうと感じた本。あわよくばこの本を読んで自分改造の何かのきっかけにしたい。逃避せず最後まで手を尽くしたい。2014/05/22

赤猫

4
『困難に際して自分は解決することから逃げてこなかったか、人を頼ってこなかったか。自分で解決しようとしないで人に解決してもらおうとしなかったか。その積み重ねで困難を解決する気力を失ってしまったのではないか。そして自分で獲得した成功は自信をもたらすが、与えられた成功は自信をもたらさない。』ここに固定観念や作り上げた理想、劣等感や恐れが入るから悪循環が始まっているのだろうな。自分の感情を正直に汲みつつ、被害者意識を持たない。嫌われる勇気ではないが「ではこれからどうする?」とシンプルに考えたいもの。2016/03/02

ももはな

4
文字が大きいので読みやすい。タイトルが工夫されているので目次がおもしろい。挿し絵もかわいい。加藤諦三先生の本は、同じことが繰り返し出てくるのが特徴だが、言葉の並びが少し違うだけでその主張が心にすっと入ってくる時がある。頭で文章を理解するのではなく、自分の心と向き合い、分析しながら読むと楽しめる。色々な立場にある人の心を想像し、その心になりきって文字を追いかけた。2013/04/19

わちよ

3
どうしたらやる気が出るか、の解決には繋がらないかなぁ。日本人は外国人に比較して、ストレス下でも耐えてしまう傾向にあり、生きずらさを感じやすい。もっと避けてもいいのではないか、と提唱。2017/06/19

ユーさん

2
難しい文章ではなく、読んでいて、「なるほど」と思う様な内容。「なるほど」と思う為の「気付き」が今まで、なぜ出て来なかったのか?今、思えば、書いてある内容の経験が沢山あったよな、と思える。それを振り返った上で、これから先、どうするか、が当たり前だが重要。でも「当たり前」の事が出来ないんですよね。2014/10/08

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