PHP新書<br> 戦国合戦・15のウラ物語

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戦国合戦・15のウラ物語

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  • サイズ B40判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569703695
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0221

内容説明

戦国最強の謙信を破った謎の軍師。己の信仰のために大軍を相手にした孤高の名将。一族郎党を見殺しにした自己チュー男…。抜きん出た個性を放ちながら闇に消えた知将・愚将。モグラ作戦、干殺し作戦、渇殺し作戦…。よくぞ思いついたと驚きを禁じえない奇手奇策。戦の勝敗を決定づけたのは華々しい刃の交わりではなく、陰で飛び散った智謀の火花だった。関ヶ原への遅参を逆手にとった見事な言い訳とは?豊臣家再興をもくろむ無謀な計画とは?戦国合戦のイメージが覆る15のマル秘エピソード。

目次

第1章 冴えわたる智謀(小早川隆景―厳島の奇襲を演出した知将;白井入道―謙信を破った謎の軍師;前田利長―関ヶ原合戦生き残り術)
第2章 意外な敗戦秘話(三方原の戦い―家康大敗はダメ家臣団のせい?;小田原攻め―秀吉の楽勝ではなかった!?;関ヶ原の戦い―雨に負けた三成)
第3章 戦国合戦の奇手奇策(松山城モグラ作戦;三木城干殺し作戦;鳥取城渇殺し作戦)
第4章 情けなき愚将たち(石田三成―満天下にさらした戦下手;荒木村重―一族郎党を見捨てた自己チュー男)
第5章 生き残りをかけた策謀(志賀親次―孤塁を守り抜いた知られざる名将;毛利輝元―大坂の陣の謀反計画;福島正則―豊臣家再興・最後の賭け;九鬼嘉隆・守隆―父子の茶番劇)

著者等紹介

河合敦[カワイアツシ]
1965年東京都生まれ。青山学院大学史学科卒業、早稲田大学大学院修士課程修了(日本史専攻)。高校の歴史教諭として教壇に立つかたわら、歴史作家・歴史研究家として多くの著作を刊行。第17回郷土史研究賞優秀賞を受賞する。また、第6回NTTトーク大賞優秀賞を受賞するなど軽妙な語り口が人気を呼び、テレビ番組に多数出演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

54
知っている話ばかりでしたが、戦国時代の武将や戦さの事を知りたいなら、参考になると思います。2019/03/10

taku

17
有名な武将からあまり知られていない人物まで、歴史のサイドストーリーを紹介していて、なかなか楽しめる。白井入道、北条氏照、太田三楽斎の知略。志賀親次、福島正則の勇猛さ。この辺りのエピソードが好み。荒木村重一族が処刑された残酷な方法、秀吉の有名な兵糧攻め「鳥取の渇え殺し」での飢え。具体的な描写が堪らないけど、これが戦国の世。2015/11/05

takeshi3017

5
戦国時代の様々な武将たちの智謀知略を解説。天下を取った者だけでなくその陰で泣いた数知れない有象無象の者たち。時代が時代だけに悲惨・陰惨なエピソードも多数出てくる。また信長の陰の顔に迫っているので読んだ人は信長に対する印象が変わるかもしれない。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou27008.html2020/09/20

Hiroki Nishiyama

5
個人的に秀吉が好きになった。『恐怖』ではなく『人徳』をもって家臣を増やしていく術がすばらしい。三方原の戦いでの家康の不良家臣団。面目を保つために敗戦を覚悟して突撃する家康。血を嫌う秀吉の鳥取城攻め。長期戦を見据え、食料供給を断ち、相手を揺さぶるために城下では盛大に歌舞を楽しみ相手の厭戦気分をさそう。そして信長の残虐極まりない処刑方法。きっと信長の家臣はよっぽどの理由と勝率がなければ信長に逆らうなど、神に逆らうのと同等かそれ以上に恐ろしいことだったに違いない。2011/11/22

タタリ

2
星★★ んー、当時は真新しいつもりで書いたのかもしれないけど、最近の戦国ブームのせいかわりと知ってることばっかだったなー2014/10/12

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