内容説明
戦国最強の謙信を破った謎の軍師。己の信仰のために大軍を相手にした孤高の名将。一族郎党を見殺しにした自己チュー男…。抜きん出た個性を放ちながら闇に消えた知将・愚将。モグラ作戦、干殺し作戦、渇殺し作戦…。よくぞ思いついたと驚きを禁じえない奇手奇策。戦の勝敗を決定づけたのは華々しい刃の交わりではなく、陰で飛び散った智謀の火花だった。関ヶ原への遅参を逆手にとった見事な言い訳とは?豊臣家再興をもくろむ無謀な計画とは?戦国合戦のイメージが覆る15のマル秘エピソード。
目次
第1章 冴えわたる智謀(小早川隆景―厳島の奇襲を演出した知将;白井入道―謙信を破った謎の軍師;前田利長―関ヶ原合戦生き残り術)
第2章 意外な敗戦秘話(三方原の戦い―家康大敗はダメ家臣団のせい?;小田原攻め―秀吉の楽勝ではなかった!?;関ヶ原の戦い―雨に負けた三成)
第3章 戦国合戦の奇手奇策(松山城モグラ作戦;三木城干殺し作戦;鳥取城渇殺し作戦)
第4章 情けなき愚将たち(石田三成―満天下にさらした戦下手;荒木村重―一族郎党を見捨てた自己チュー男)
第5章 生き残りをかけた策謀(志賀親次―孤塁を守り抜いた知られざる名将;毛利輝元―大坂の陣の謀反計画;福島正則―豊臣家再興・最後の賭け;九鬼嘉隆・守隆―父子の茶番劇)
著者等紹介
河合敦[カワイアツシ]
1965年東京都生まれ。青山学院大学史学科卒業、早稲田大学大学院修士課程修了(日本史専攻)。高校の歴史教諭として教壇に立つかたわら、歴史作家・歴史研究家として多くの著作を刊行。第17回郷土史研究賞優秀賞を受賞する。また、第6回NTTトーク大賞優秀賞を受賞するなど軽妙な語り口が人気を呼び、テレビ番組に多数出演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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taku
takeshi3017
Hiroki Nishiyama
タタリ
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