出版社内容情報
故郷を無くした少女マキアが出会ったのは、親を亡くしたひとりぼっちの赤ん坊だった。岡田麿里初監督アニメ映画公式コミカライズ!人里離れた土地に住み数百年の寿命を持つイオルフの民は、“別れの一族”と呼ばれていた。両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。そんな中、イオルフの長寿の血を求めメザーテ軍が攻め込んできた。仲間も故郷も失い、本当のひとりぼっちになってしまったマキアが出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊だった。
佐藤 ミト[サトウ ミト]
著・文・その他
Iorph[イオルフ]
原著
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めぐみ
12
長生きするのがいいのかと考えされる物語でした。 アニメ方も見ましたが、人は何時の時代も愚かな生きもの だと思う。 人の寿命を80年とすると猫や犬、小動物の寿命を考えると 人もイオルフと同じだと思いませんか? だからこそ、今を生きてる事を大切に生きるそれが ほんの少し分かると、人や動物に対しても優しい気持ちに なれます。 そうすれば愚かな争いも無くなると感じました。 ラストシーンでエリアルが老いてベッドに横になってる 所へマキアが言った言葉で、号泣しました。 感がさられる作品でした。 2023/10/09
KAZE@がんばれない
1
さよならの朝に約束の花をかざろう 第1巻、読了。数百年の寿命を持つ不老の民・イオルフ。別れの一族と呼ばれ、外の世界で出逢っても。誰も愛してはいけない。愛してしまったのなら、本当の孤独になってしまう。村を襲われ、事故で外に出てしまったマキアと、親を失った赤ん坊の物語。独特な世界観だな2019/07/21
jingi
1
全3巻くらいだろうか。2019/01/25
ちゃんぱち
1
★★★★☆ 長いタイトルはちょっと、と敬遠していたが初見の映画でボロボロ泣いた。故郷をなくしたアリエルが出会ったのは、同じく親をなくした赤ん坊。悠久の時を生きるアリエルの心情が切ない。また、ベタベタな恋愛ものに終わっていないのも良い。18年公開アニメ映画の公式コミカライズ。2018/12/20