出版社内容情報
漢字の「楷書、行書、草書」の手本をまとめた。
Eメールやパソコンが普及すればするほど、きれいな字を書くことへの憧れも高まる。常用漢字、表外漢字の「漢字三体」を紹介する。
実は、多くの人が「字をきれいに書きたい」思っている。なぜなら、文字を正しく、美しく書くことは、書く人の評価につながることを知っているからだ。パソコンや携帯電話が普及し、Eメールが当たり前の時代。逆に、そんな時代だからこそ、手書き文字が見直されている。手紙やハガキ、各種書類をきれいに仕上げることで、他人からよい印象をもたれるはずだから。
▼本書は、そんなニーズに応えるために硬筆・ペン字の標準的な書き方を示すために、楷書、行書、草書の三体を字典として発刊した。日常的に使えるように、常用漢字だけでなく、表外漢字についても合わせて紹介。
▼著者は、長年ペン字、書道の教育に携わり、これまで多くの著作を著してきた実績をもつ。今回、その集大成として、「三体字典」をまとめた。
▼机の上に置いて、いざ書くというときの手本として、またペン字の練習用として活用いただける本として役立つだろう。
内容説明
見出し漢字は、活字ではなく手書きの楷書体。行書は二例を掲げた。「常用漢字」一九四五字、表外漢字(「人名用漢字を含む)」一三九三字、及び「ひらがな」四八字、「カタカナ」四八字を収録。総計=漢字三三三八字、かな九六字。
著者等紹介
田中鳴舟[タナカメイシュウ]
1947年10月、北海道士別市生まれ。現在、日本ペン習字研究会副会長。日本書道学院師範。長年広く社会教育に携わる傍ら、文部科学省後援書写検定試験審査委員等を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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