PHP paperbacks
食が危ない!―食料危機があなたの食卓を襲う

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569700915
  • NDC分類 498.54
  • Cコード C0030

内容説明

日本国内での「食の安全」、世界的な「食料争奪」など、食をめぐる危機意識が急速に高まっている。また、原油価格の高騰によるバイオ燃料への需要増、気候変動による水不足など、食と間接的に関わっている問題も世界中の人々の耳目を集めている。そんな中、08年6月にはローマで国連食料サミットが開催され、7月には北海道洞爺湖サミットでも食料問題は議題にのぼる。まさに食の確保は人類の最大のテーマであるといっても過言ではない。そこで本書では、中国産の冷凍ギョーザ毒物混入事件に始まった「食の安全」問題から、食料自給率39%にまで落ちた日本の食料安全保障の問題、世界的な食料争奪の現実などを紹介。さらに、農家の実情を報告し、自給率を高める方策から食卓でできる対策までを考案した。食に関する最低限知っておきたい知識や情報を網羅した。

目次

第1章 食品に毒性はつきもの?
第2章 食料を輸入に頼る危険
第3章 世界を巻き込む食料争奪戦
第4章 危機的な日本の農業
第5章 若い専業農家の悩み―農業が国を支える
第6章 自給力を高めるには
第7章 食卓からできること―食べものを将来も手に入れるために

著者等紹介

河上多恵子[カワカミタエコ]
1948年生まれ。京都大学薬学部卒。京都府、横浜市に勤務後、サンケイリビング新聞社に入社。女性のための生活情報誌『リビング新聞』編集長を経て、リビング生活研究所(後に「くらしHOW研究所」に改組)の研究員、所長を務める。2005年「暮らしインスティチュート」を設立。女性の消費動向・消費心理を探求、発表している。「食生活ジャーナリストの会」幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品