PHPビジネス新書<br> トヨタ式「スピード問題解決」―なぜトヨタの社員は「速さ」と「質」を両立できるのか?

電子版価格
¥750
  • 電子版あり

PHPビジネス新書
トヨタ式「スピード問題解決」―なぜトヨタの社員は「速さ」と「質」を両立できるのか?

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569700687
  • NDC分類 509.6
  • Cコード C1234

内容説明

トヨタの問題解決にかける意気込みはすさまじい。「問題が見つからないなら見つかるまで探せ」という考えの元、徹底して問題を探り出し、「なぜ」を繰り返してその真因を探り、それを解決すると同時によりよい解決策を探る…。こうした取り組みにより問題を早期に解決することで、トヨタは「速さ」を手に入れているのだ。本書は、あらゆる現場で応用可能なトヨタ式「スピード問題解決」の具体的手法を、エピソード満載で説く。

目次

1章 見えない問題をまず「視える化」する―着手の早期化(困らなければ誰も解決しない。ならば困らせよ;解決は現状維持のためではない。変革のためである ほか)
2章 解決しても「根絶」するまでやめない―着眼の多彩化(「なぜ」をくり返せ。「もう十分」と思ってもくり返せ;見つからない?見つかるまで探していないだけだ ほか)
3章 スピードと正確さをベストに調和させる―着実性の向上(手段を一つと決めつけない。異論がなければ異論をつくれ;「一割減」では一割増の知恵。「半減」でこそ倍の知恵が出る ほか)
4章 解決力を競争力に進化させていく―到着点の遠大化(結果を見よ。フォローせよ。解決は終点ではない;標準をつくれ。異常がすぐわかるようにするんだ ほか)
5章 チームの「知性」と「個性」が急伸する―解決力の定着(自分で考えろ。だが問題を一人で背負い込むな;不機嫌な職場を変えたいなら、みんなで成果を喜ぶことだ ほか)

著者等紹介

若松義人[ワカマツヨシヒト]
1937年宮城県生まれ。トヨタ自動車工業に入社後、生産、原価、購買の各部門で、大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。84年以降は農業機械メーカーや住宅メーカーなどでもトヨタ式の導入と実践にあたった。91年韓国大宇自動車顧問。92年カルマン株式会社設立。現在同社社長。中国西安交通大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょうたろう

2
問題解決とはどういうことかを学べた。問題の根源を改善することが解決なのだ。2012/01/02

issy

1
「問題がない」は実は「問題が見えていない」だけ。見る→視る→観る、聞く→聴く→訊く、で問題を顕在化させること。解決方法も、ただの一つではなく、幾つもの案を考え、試してみて、結果を比較し、最善策を選ぶべし。異論がなければ異論を作れ。人、金、時間がない、困った状態になって、ようやく知恵が出てくる。2016/01/10

さるきち

0
・「わかった」と言うのは実行する事である。 ・アイデアが出ないのは、ジョウシアイデアを出させる知恵がないからである。 ・問題解決に際しては、平均でものを見ると判断を誤ることが多い。 ・モノづくりは人づくり ・やってみせ、人を説得し、理解させていく。2016/12/08

きやてい

0
就活生でも特にトヨタ関連企業ウケる人が知るべき内容が結構盛り込まれてる、特に「なぜ」を5回繰り返して真因に辿り着く問題解決方法は社員に徹底されてるから、もしかしたら面接でも.....いえ何もありません。笑2013/02/26

Tatsuya Hashimoto

0
課題に対してその場の事象ではなく、真因までさかのぼる。本来あるべき姿でなかなかできず、耳が痛い

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/123749
  • ご注意事項

最近チェックした商品