暴走国家・北朝鮮の狙い―「金正日後」に本当の危機がやってくる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569699622
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0030

出版社内容情報

わが国に直結する独裁者の寿命と継承の行方。

金正日の後継者は? 北朝鮮はミサイルを日本の本土に着弾させるのか? 北朝鮮に最も通じる論客が、知りうるすべてを明らかにした一冊。

独裁者・金正日が玉座を降りる日が、刻一刻と近づいている。改革開放路線を拒否して統制経済を続ける一方、核ミサイルの開発に莫大な資金を投じ、飢饉への対策を放置することで民衆を地獄に追いやってきた北朝鮮。国際社会の常識に背くような狼藉を繰り返しながら、なぜこの国は今日まで生き長らえることができたのか。2008年8月に金正日が脳卒中で倒れて以来、誰が北朝鮮の意思決定を司り、どのように政策を発動していたのか。さらに金正日亡きあと、後継指導者は日本や中国、アメリカにどのような姿勢で臨むのか。オバマ政権が訴える「核廃絶」のメッセージは、北朝鮮に通じるのか。そして日本にとって最重要事である拉致事件は何のために行なわれ、いかにして解決可能なのか。本書は20年近く北朝鮮問題の探究を続けた著者が、自らの危険を顧みず入手した一次情報を基にして、これらの疑問に答えるべく著した一冊。文字通り北朝鮮分析の集大成である。 

●序章 三つの謎 
●第一章 「金正日後」の北朝鮮 ――専制体制の「終わりの始まり」 
●第二章 個人秘書室統治と真空統治 
●第三章 核ミサイル暴走の内幕 
●第四章 永遠のかなたに消えた「核廃棄」 
●第五章 日本人拉致事件の真相 
●終章 楽しくない「頭の体操」 

内容説明

金正日「最期の日」へのカウントダウンは始まっている。北朝鮮事情に通じ、極秘情報を入手した著者がすべてを明かす!テポドン発射、後継者問題、日本人拉致のゆくえ―。

目次

序章 三つの謎
第1章 「金正日後」の北朝鮮
第2章 個人秘書室統治と真空統治
第3章 核ミサイル暴走の内幕
第4章 永遠のかなたに消えた「核廃棄」
第5章 日本人拉致事件の真相
終章 楽しくない「頭の体操」

著者等紹介

李英和[リヨンファ]
1954年、在日朝鮮人三世として大阪府堺市に生まれる。関西大学経済学部(夜間部)卒業。1991年、朝鮮民主主義人民共和国の社会科学院に留学。1993年、RENK(救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク)を結成し、同代表を務める。関西大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品