出版社内容情報
長く大学で小説の書き方を教えてきた著者が、プロ作家を目指す初心者から上級者までに向けたノウハウを書いた、とっておき小説教室。
小説の書き方の本はたくさん出ている。それだけ、「小説を書いてみたい」と思っている人が多いということであろう。しかし、小説を書き上げても、それが雑誌などに掲載される確率はきわめて低く、ましてや作家になれる人の数もごく限られている。
では、プロの作家は一体、どんなところに着眼し、どんな文章を書いているのだろうか。本書は、長年にわたって大学の小説講座で多くの人を教えてきたプロ作家による、一歩踏み込んだ小説術である。
内容は、文章と小説の違いという基礎的なものから、純文学、推理小説、ハードボイルド、時代小説、ファンタジーなど各分野別の現状と着眼点、書くポイントを具体的に述べ、またプロの名文を実際に取り上げて達人たちの技を紹介している。
読者を魅了するような小説を書きたい、しかし何かが足りなくてそれができないという人に向けた、プロ作家になるための「あと一押し」のアドバイスがふんだんに盛り込まれた本。
内容説明
書くのが大好き。でも、何かが足りない…。プロの作家になるための「あと一押し」のアドバイス。
目次
第1章 「はじめの一歩」で必要なこと
第2章 文章から「小説」への旅立ち
第3章 「名作・名文」のワザに学ぶ
第4章 「エンターテインメント」は技術の宝庫
第5章 狙い目ありの「流行ジャンル」
第6章 「プロ作家」への道
著者等紹介
三田誠広[ミタマサヒロ]
1948年、大阪生まれ。早稲田大学文学部卒業。1977年、『僕って何』を「文藝」に発表し、芥川賞受賞。以後、小説、評論、エッセイと幅広く活躍している。日本文藝家協会副理事長。日本文藝著作権センター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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