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日本と中国は理解しあえない

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569699387
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0030

内容説明

付き合わないときが、お互い一番幸せだった。かくも異なる両国は、根本が違うからそうなる。深く付き合うと、両方とも歪みが出てしまう。だからほどほどがいい。友好・親善、善悪や正邪を論ずるなかれ。

目次

第1部 日中の文化文明比較論(かくも異なる日本と中国―権威と権力が分かれている国、集中する国;「政治の中国」と「文化の日本」―「皇帝」という存在の意味するものとは)
第2部 中国問題論と日中関係(「中国問題」の行方を読む―モラルなき経済は自滅の道を歩む;日中関係はどうあるべきか―友好よりも距離を保った関係を)
日中と中国は理解しあえない

著者等紹介

日下公人[クサカキミンド]
昭和5年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業後、日本長期信用銀行入行。同行取締役、(社)ソフト化経済センター理事長、東京財団会長を経て、現在、評論家、三谷産業監査役、社会貢献支援財団会長。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲイターとして活躍

石平[セキヘイ]
1962年、中国四川省に生まれる。北京大学哲学部を卒業。1988年に来日。神戸大学文化学研究科博士課程修了。現在、民間研究機関勤務。2002年に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)を著し、中国における反日感情の高まりについて先見的な警告を発して以来、評論活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Maiko Araki

2
図書館本:国益が絡む以上国同士が「完全に理解し合う」ことができないのは万国共通だが、東洋というという共通点を見出そうとしがちな日本への注意喚起。広大な中国は始皇帝~毛沢東時代より前は、商業の「帝国」と紳士(豪紳)が納める「地方」で成り立っていた(税も別)が、反革・文革で地域信頼社会が崩壊して現在の不信社会が出来上がった。そのため統治コストが非常にかかっている。 国として付き合うには、距離を保ち、政治のありようが違うことを理解することが肝要。先日まで読んでいた毛沢東中国のその後とこれからといった印象だった。2015/11/23

Haruka Fukuhara

1
タイトルはあまり気にせずに中国理解のためと石平氏への関心から手に取った。日下氏はあまり専門のない根無し草のような評論家のイメージだったが、思ったよりも博識で少し考えを改めた。面白い対談だった。気軽に読むのに丁度いい。2017/01/30

にゃーぷー

0
とても勉強になった。また読みたい。2010/01/27

しぇるぱ

0
第1章 かくも異なる日本と中国、第2章 「政治の中国」と「文化の日本」、第3章 「中国問題」の行方を読む、第4章 日中関係はどうあるべきか、終章  日本と中国は理解しあえない、書かれた時期は北京オリンピックが開かれる前のころです。終章で書かれている見出しには、放っておかれるときが日本は一番幸せ、要するに、日本と中国は理解しあえない、敬語を使う関係を保ったほうがいい、「日米離反」策に警戒せよ、中国の指導者が毎日テレビに出る理由、北京オリンピックで何が起きるか?、結論は「敬遠」せよ2011/05/16

テキィ

0
図書館で暇つぶしに… トーンがちょっと極端かなぁ~2009/09/27

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