内容説明
「世界のトヨタ」の発展史に圧倒される「産業技術記念館」(愛知)。運転シミュレーターなどで鉄道の世界を満喫できる「鉄道博物館」(埼玉)。匠の技を今に伝える「友禅美術館古代友禅苑」(京都)。根強い人気の「大和ミュージアム」(広島)…。本書は全国の産業博物館から九四館を選び、産業史や企業史とともに紹介。地域の個性を味わい、モノづくりの秘密を知り、創業者の熱い志に感動できる産業博物館の魅力を堪能する。いつもの旅、散歩、親子のふれあいに、新たな深みを与えてくれる産業観光の楽しみ方を提案。
目次
北海道・東北
関東・甲信越
東海・北陸
近畿
中国・四国
九州
著者等紹介
武田竜弥[タケダタツヤ]
1964年生まれ。東京外国語大学ドイツ語学科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。同大助手を経て、現在、名古屋工業大学大学院工学研究科准教授。感性と社会の関係を考える「感性社会学」を提唱し、2002年、日本感性工学会に感性社会学研究部会を設立、同部会長を務める。2003~07年、日本感性工学会理事、現在、評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雲をみるひと
8
掲載博物館数を確保するためか、各々の博物館の説明を3ページ程度に留めており博物館リストという感じの本。様々なエリア、ジャンルの博物館を知る意味で価値が高い。一方、通して読むと異なる分野の話が混在することからか読むものとしての収まりがあまりない気がした。地域毎でなく、企業博物館、産業博物館、インフラ博物館といったジャンル別に編集した方がよりよかったのではと思う。もっとも各々の解説だけを読む限りにおいてはこのような感想には至らない筈だが…2019/03/05
naoto
0
産業博物館っていっぱいあるんだね。そして、いろんな博物館があるんだな。読んでいるだけで、かなり勉強になった気分。読みやすかったしかなりよかった。2024/08/29
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