内容説明
神奈川県警を辞め、横浜で私立探偵の看板を掲げた真崎のもとに、高校時代の仲間、長坂が訪ねて来る。その邂逅を喜べるはずだった…。
著者等紹介
堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
背古巣
48
【マンスリーワード読書】これ、シリーズものなんですね。知らずに2作目を読んでしまいました。中盤ごろになって、漠然と、この二人が怪しいと思いはじめ、最終的にはそのうちの一人が黒幕という結果。そして、断定はされていないけど、意外な共犯者が…。堂場さんにしては珍しく、探偵もの。まあ、刑事をやめたばかりということですが。主人公の刑事時代最後の事件が、このシリーズの一作目なんでしょう。警察の力を持たない探偵が、個人の力でどこまでできるかをいぶかって読みましたが、あちこちの力を借りての展開でした。面白かったです。2022/09/18
ゆう
29
図書館本。<みんなで堂場瞬一祭り!>参加中。真崎シリーズ2作目。刑事から私立探偵になった真崎。高校時代同級生だった結城の息子の誘拐事件。依頼を受けて結城の息子を救出するために奔走する。真崎よ…あなたは私立探偵に向いてないでしょうよ、完全に刑事じゃん(笑)被害者なのに結城がゲス過ぎてなんなのっ!ってなる。私ならこんなやつのお願いなんて丸投げだもんね。それにしても今まで読んだ堂場さん、個人プレーの暴走刑事ばっかりでチームで捜査するようなパターンに当たらない。なぜだ。ないのか??あるならぜひ知りたいのです。2016/02/01
さなごん
25
真崎は探偵に。そこへ高校時代の同級生から連絡が。後半から犯人の想像はついた。それにしても結城は嫌な奴だ。2016/08/25
まぁにぃ
13
真崎薫シリーズ第2弾。 誘拐事件の依頼者は、高校時代の同級生。 中盤で、主犯が想像でき、ストーリーは素直な展開。 読後、あれ?って感じです。 刑事を辞めて探偵になったんだから、もっとギラギラ感があってもいいかな?2016/04/24
ながのゆうこ
11
人から受けた傷はどんなに時間がたっても消えることはなくいつ復讐の炎が燃え上がるかわからない。元々は相手に非があるのに復讐したら罪になってしまう理不尽さ、そうならないためにはその時その場で気持を吐露して解決するしかないのだろう2018/06/19
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