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最高指導者の条件

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569698014
  • NDC分類 361.43
  • Cコード C0030

内容説明

国家・組織の命運は指導者の素質と能力で決まる。世紀の哲人政治家が書き下ろした究極の指導者論23章。

目次

1 指導者がもつべき哲学(孤独を支える信仰;善政のための死生観;運と運命;公義の精神;公明正大;権力とカリスマ;伝統がもたらす信念)
2 組織を引っ張る力(強いリーダーシップ;勇気と心の平静;危機に対する現場主義;決断力;人事の要諦;アイデンティティの確立;愛国心の涵養;エリートの育成)
3 上に立つ者の行動原理(誠実に説く;認耐力;惻隠の情;大局観をもつ;構想力;発想の転換;行動力と強い意志;未来への提言力)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字の旅遊人

3
先頃亡くなった李登輝元総統が2008年に出された書。日本語で書かれたようです。行政側からも偉人だったんですね。為になります。2020/10/25

May

3
 アジアを代表する政治家の言葉は、ハウツーものの言葉と、同じものであったとしてもやはり重みが違う気がするのは、権威に弱い証拠か。  事の真偽はさておき、品格と教養という言葉がとても耳に痛い。大日本帝国下で教育を受けた人という切り捨て方もあろうが、真摯に受け止めるべきことも多いと感じた。繰り返しになるが、下手なハウツー本より、ずっと中身はあると思う。2013/09/01

くらぴい

1
李氏が戦前日本の高校大学で学び、哲学の教養を身に着けたのは刺激的であり、品格を重んじるのは台湾の政治家でありながら日本の保守政治を標榜するところに魅力を感じます。2019/06/01

コラッジョ

1
台湾を国民党の独裁政権から、民衆投票の行われる民主主義国家に生まれ変わらせた、偉大なる哲人総統、李登輝による著作である。 彼は、日本統治時代の台湾に生まれ、京都帝国大学を卒業しているが、その間、カントや西田幾多郎など、学べる限りの哲学を学んでいる。 また座禅にも挑戦し、日本文化の深奥を極めようとした哲学者的相貌を持った人物であった。 世が世なら、西田幾多郎の衣鉢を継いで哲学者になっていたかも知れない。 このような人物が政治家となり、そして独裁国家を平和的に民主化に導き、経済発展の基礎をも築いた事を感謝する

a-miya666

1
1回読んで現在再読中。指導者指南書としてのみならず、李登輝の思想や日本の思想、植民地経営について学べる本。面白い。一度は読んでみるべきか。2012/08/20

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