時代を見通す力―歴史に学ぶ知恵

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時代を見通す力―歴史に学ぶ知恵

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569697789
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0030

目次

第1章 「義」の思想を日本が受容した
第2章 現在につながる仏教と神道の対立
第3章 江戸中期の思想家、富永仲基を評価する
第4章 黒船来航とロックフェラー石油財閥の始まり
第5章 明治維新はイギリスの世界戦略の中に組み込まれていた
第6章 昭和史の背後に戦争を仕組んだものたちが潜む

著者等紹介

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師を経て、常葉学園大学教授。ベストセラー『預金封鎖』(祥伝社)、『英文法の謎を解く』(筑摩書房)などの著者として知られる碩学。日米の政界・シンクタンクに独自の情報源を持ち、金融経済からアメリカ政治思想、法制度論、英語、歴史など幅広いジャンルで、鋭い洞察と緻密な分析に基づいた論評を展開。また、副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として講演・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とし

5
微妙なところは多々あるが、お金を軸に歴史を考える姿勢はアリだと思う。ロックフェラー財団の凄さはこれを読むまでよく知らなかったし、第二次大戦を米と英の財閥の覇権争いだと読み解く視点は面白かった。日本軍のA級戦犯で、海軍は一人も刑殺されてなかったのか。このあたりはまったく勉強不足だった。2015/05/24

ミカコ

2
仏教と神道、それから幕末について書かれていたので手にした本。全てを鵜呑みにすることはできないけれど、なかなか興味深い内容だった。著者は神道、仏教、儒教、キリスト教、どれも欠点が多いと指摘している。それらが交じり合っていても問題ないと思うのは浅はかなのだろうか。第6章に熱が入っているなと思ったら、アメリカ政治思想研究が専門だからか。納得。2020/12/02

makio37

2
本としてはあまりまとまりがない。しかし、著者独特の大胆で鋭い洞察は、少なくとも、歴史の真実に迫り、自分の脳内にその全体像を構築する上での突破口にはなり得ると思う。前半部の「時代の気風(空気、ニューマ、人々の気分)の大きな変化」と後半部の「世界史の一部としての日本史」という二つの大きな視点で見ろ、というメッセージと受け取る。著者にかかればキリスト教もアダムスミスもマルクスもフランス構造主義も「予定=市場=疎外=構造」と単純化されるのだから、敵わない。2013/09/28

メルセ・ひすい

2
富永仲基・ナカモト 神・仏・儒 すべてよくない! 仏はインドの思想 儒教は中心となる思想が孔子(小生・・士大夫の思想。庶民は道教。日本では武士=最悪の連中、暴力団と同等・何もしないで生き血をすする) 神道は道教からではないか。陰陽道とか・・ 副島先生のお勧め⇒『正気の歌』゛セイキの歌゛ 『文天祥』 皆様是非チャレンジを・・・ 硬派になること請け合います。2009/02/24

Toshiyuki Ochiai

1
BookLive!LIDEOを買ったので副島本で試し読み。iPADよりも目が疲れない。私の場合は電子書籍も生活機器として定着しそうです。2013/04/22

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