内容説明
歴史小説の巨匠が今まで知られていなかった日本史の秘話にスポットをあて、歴史と人間を探り明かす随想二十三篇。
目次
秘剣示現流
和寇物語
虎の肉
チェスト関ヶ原
南洲随筆
ボッケモン人国
久坂玄瑞の恋文
鉄砲談義
ペリーと井伊大老
女豪列伝
日本シンデレラ
長久保なほ
英雄と人間性―秀吉の一面
風雅の道
町人の話
唐風観月
江戸時代の金のはなし
禁煙令
水戸光圀
頼山陽の母
盗賊皇族と天皇の捕物
将門時代の服飾と刀剣
日本人の理想像
著者等紹介
海音寺潮五郎[カイオンジチョウゴロウ]
1901年鹿児島県に生まれる。日本の小説家・作家。本名は末冨東作(すえとみとうさく)。國學院大學を卒業後、中学教師を務めながら、創作をおこなう。1934年より作家生活に入り、歴史小説を多数発表した。1936年第3回直木賞受賞。1977年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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