カラット探偵事務所の事件簿〈１〉

乾 くるみ【著】

ＰＨＰ研究所（2008/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 280p／高さ 19cm
• 商品コード 9784569696775
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします！『イニシエーション・ラブ』で大反響を巻き起こした著者が技巧の限りを尽くして描く６つの事件。

著者等紹介

乾くるみ［イヌイクルミ］
１９６３年生まれ。静岡県出身。１９９８年『Ｊの神話』で第４回メフィスト賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[takaC]

最後の最後は予測不能だった。計画的だったのかの確認のためにだいぶ読み返してしまった。

2012/04/21

[雪紫]

3巻の前に再読。頭をカラッと解決させる謎解き専門探偵事務所に持ち掛ける謎解きの数々。乾さんなので当然暗号アリだけどブラックさはなしだからカラッと楽しめる。最初の「卵消失事件」の展開とか、全体の趣向とかね。でも初読時はまさかここから続きあるとは最初思わなかったよ(金曜エンタテイメント放映時代、1とナンバリングされながら実はタイトルの主人公が犯人の話思い出してたから・・・あれは今思い出しても衝撃かつ悲しい)。

2020/11/28

[hime]

【ネタバレあり？】最後のブーケゲットに目が点でしたが、ほどなく「あ〜、私ももれなく騙されていました(^^;」の一言が出てきました。サクサクっと読める謎解き短編集。

2012/12/09

[patapon]

単純さが好き。最後がまさかの「！？」。あまりの驚きに二度読みしましたよ。2巻も早く読みたいです。

2012/09/15

[とも]

所長であり裕福な家の道楽息子•古谷と、元新聞記者の助手•井上が日常の謎をカラッと解決、その名も「カラット探偵事務所」。暗号をはじめとする古き良き「探偵モノ」のワクワク感が味わえました！特にお気に入りは、祖父の遺した3行の暗号を解読する「兎の暗号」が好きです。いやはやミステリーはこれくらいしてくれなくちゃ！全体的に謎解きもスッキリするし、読後も爽やかで良いですね。そして最後の仕掛けにはビックリ。しばらく意味が分からず呆然としましましたが（笑）

2014/01/05