内容説明
「俺は脳をやられた、もういかん」―坂本龍馬。「早くここへ水をぶっかけてくれ」―夏目漱石。「あらごめんあそばせ」―マリー・アントワネット。「あっ、消さないでくれ!」―アルキメデス。人生の終末―そのとき彼らは何を語ったか?本書では歴史に名を残す著名人の最期の瞬間をいくつかの場面に分類し、今際の際で発せられた言葉とともに紹介している。
目次
第1章 往生を遂げた者たちの満足の言葉
第2章 志半ばで倒れた者たちの無念の言葉
第3章 自ら死を決した者たちが語った決意の言葉
第4章 病の床で発せられた惜別の言葉
第5章 処刑台から響いた受刑者たちの絶叫
第6章 戦場に散った名将たちの言葉