いつか、キャッチボールをする日

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569695747
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

プロ野球選手・新島隆二、36歳。代打での起用が多くなってしまったが、まだまだ勝負強いバッティングは健在。息子との約束は、クライマックスシリーズでのホームラン。ミステリーの俊英が放つ新境地。書き下ろし長編野球小説。

著者等紹介

鯨統一郎[クジラトウイチロウ]
1998年、『邪馬台国はどこですか?』で衝撃のデビューを飾り、ミステリー界の話題をさらう。以来、奇抜なアイディア、ユーモア溢れる語り口で読者の圧倒的支持を得る。大胆でオリジナリティある歴史推理が注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とふめん

21
プロ野球選手の父と野球が下手な息子。息子の体調不良から重い持病があることが分かる。ある日、余命が短く徐々に弱っていく息子がキャッチボールをしたいと言い出す。治療のために莫大な費用が必要だった。そこに治療費負担してくれる協力者が現れるが、大きなトラブルに巻き込まれ父は追われることになる。時間も逃げ場もない中、最後にどうしても息子とキャッチボールをしてやりたい。    前半はやたらと野球の豆知識を入れてくるのであまり期待してなかったし流し読みしていたが、後半はサスペンス要素が加わりハラハラな展開で楽しめた。2017/10/28

coco夏ko10角

19
鯨統一郎さんの未読本ということで。これ文庫化してないんだよなぁ。プロ野球選手の新島、息子が心臓病だとわかり…。息子の野球チームの監督ひどすぎ。トラブルが起きてからの後半はドキドキしながら読み進めた。最後よかった…。2023/02/03

ドラゴン

2
ただ、野球とキャッチボールが好なだけで図書館で手にした本。読み始めると、妙にプロ野球のシステムやデーターに入り込むんだ、野球通が好むストーリー?と思いきや、息子の病気や犯罪、逃走、逃走幇助・・・?。純粋に息子とキャッチボールをしたい親として、果たして、読者はそこまでのストーリーを望むのかなと感じた。息子を思う父母の愛情をひしひしと感じていただけに、もう少しなんとかならないものかなあ?2015/09/29

らー

2
ラスト、あまりにも全員がいい人になりすぎでした。2012/10/21

depo

1
図書館リサイクル本。2020/06/29

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