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心やすらぐ日本の風景疏水百選

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569695686
  • NDC分類 517.6
  • Cコード C0225

出版社内容情報

今こそ伝えたいふるさとの全風景。
琵琶湖疏水、明治用水、通潤橋・・・・・・。農林水産省が認定した「疏水百選」を、写真付きで紹介!

内容説明

総延長は地球十周分。日本全国を網の目のように流れる疏水は、農業や給水になくてはならない役割を果たす。その一方で、日本人の原風景とも呼ぶべき見事な景観を創り出している。本書は、農林水産省が認定した「疏水百選」を美しい写真とともに紹介し、先人の血のにじむような努力によって開削されてきた疏水の歴史を語る。「めだかの学校」ゆかりの荻窪用水、日本一の畑作農業地帯を生んだ豊川用水、「厚狭の寝太郎」がつくったと言われる寝太郎堰…。瑞穂の国を支える疏水の魅力を満喫する一冊。

目次

第1部 日本をつくった疏水(我が国の農業と国づくり;疏水の歴史;疏水をめぐるエピソード;疏水を守る取り組み)
第2部 疏水名鑑―美しい日本の疏水

著者等紹介

林良博[ハヤシヨシヒロ]
東京大学大学院農学生命科学研究科教授。農学博士。昭和21年生まれ。昭和44年、東京大学農学部卒業後、同大学助教授、ハーバード大学客員研究員、コーネル大学客員助教授などを経て、平成2年より現職。平成17年、疏水百選選定委員会座長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

後藤良平

1
疏水とは、農業をはじめとする地域の多様な水用途に応えるために、人工的に設けられた水路。難所にはトンネルを儲けることも少なくなかったが、重機を用いて土地を切り開くとこができるようになったのは、つい最近のこと。疏水の多くは先人の血の滲むような努力によって造られた。我が国の疏水延長は40万キロメートル(地球10周分)にも達している。奈良時代から拡張を続けてきた農地面積は、昭和37年から減少。そして食料自給率も急低下。疏水100選はまだ10ヶ所程度しか行っていない。色々見て歩きたいものだ。年間No.66城東図書館2022/06/18

ボル

1
疎水の紹介本、疎水100選があったのは知らなかった。大和朝廷時代から始まる歴史の他、有名な琵琶湖疎水や日本全国の疎水がまとめられている珍しい書。2019/02/02

Go_with_twill

1
若干、必要に迫られて読んだ感は否めませんが…まず、稲作や洪水対策など色々な理由で河川からひいた用水を「疎水」と言うことをはじめて知りました。そして、その100選があることも右に同じです。他の国と比べて日本は雨が多いし、しかも季節によって雨量が大きく変動するので、必然的に疎水のような文化が生まれたそうです。今後、用水路の見方が変えてくれる一冊でした。2014/09/27

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