目次
第1章 困難をのり越えるために
第2章 覚悟をかためて
第3章 実力を伸ばす
第4章 よりよき日々を
第5章 人間をみつめて
第6章 日本を考える
第7章 正しさを求めつつ
第8章 きびしく生きる
著者等紹介
松下幸之助[マツシタコウノスケ]
1894年11月27日、和歌山県生まれ。1918年、松下電気器具製作所(のちに松下電器産業株式会社)を創立。1946年、PHP研究所創設、PHPの研究と運動を始める。1979年、(財)松下政経塾を設立、理事長兼塾長に就任。1989年、94歳で永眼(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジェンダー
42
ここまで考え方に達するのはなかなか難しいと思います。ただここまでの考え方に達する事が出来れば人間的にもかなり成長出来ると思います。本人の仕事の体験から書かれているので説得力があります。でもこれだけ長生きしていたからこそこういった考え方に達し、仕事だけでなく政治や国の事を想い行動出来るのがすごいと思います。そしてバイタリティも。良い事もあれば悪い事もある。常に前向きに捉え頑張って行こうと思いました。2014/04/26
モッタ
13
★★★☆☆ 「私は体験ほど尊いものはないと思うのです。実際にことに当たってはじめてものがわかるという場合が多いのです。」言葉の説得力に感心させられる。2012/05/22
しゅうと
5
昔の本だが今に通じるところがたくさんあった。2021/03/05
yakinori
5
やはり事を成した人の言葉は説得力が違う。そして、言葉の端々から感じる著者の謙虚さからか、きびしい事を言いながらも全く不快には感じない。むしろ読後感は心地よく希望に満ちた気分だった。図書館で借りた本だったけど、購入して愛読したい一冊となりました。2017/09/23
くらっくす
2
松下幸之助さんの書籍の中で、1番歴史観や教育論に触れている気がする。戦後にGHQに統治された日本は、愛国精神や国の立役者や道徳教育を捨てざるを得なかった。そのために廃れた、学びへの意欲や真摯さという部分が滔々と語られている。論語や大学を学ばなくなったことは残念であり、結局は動機善なるかということに帰結するため、一概に禁止してしまったのは勿体ない。それはさておき、働くうえでの局面ごとの姿勢についての人生、経営哲学が展開されている。松下さんの論調は平易で偏りがないため、素直に入ってくるのではないだろうか。2022/07/12