内容説明
入学祝い包み、残菓包み、万葉包み…伝統的な折形から身の回りにある紙を上手に生かしたモダンな折形なでを紹介します。
目次
第1章 季節の折形(木の花包み;鶴箸置き ほか)
第2章 慶事・弔事の折形(還暦祝い包み、生誕祝い包み;婚礼祝い包み ほか)
第3章 御礼・日常の折形(屠蘇器飾り;略式紙幣包み ほか)
第4章 折形の歴史と基本(折形の歴史;折形の基本原則 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
栗羊羹
44
表紙の上品さに目を見張り、季節の箸置き、祝い包み…熨斗紙や熨斗袋を買ってくれば済むことですが、贈る前の「ひと手間」もいっしょに贈る民族だったのですね。2018/01/19
アキコ
1
折形礼法の第一人者の山根章広氏の後継者の著書。「暮らしに使える」というタイトルだけあって、写真は現在の暮らしでも使える折形が紹介されています。折り方は用紙の大きさをセンチメートルで記載されているため、きちんと折ることが出来そうです。第4章が折形の歴史と基本が書かれていますが、内容はややあっさりです。歴史的な内容を知りたい場合は山根章広氏の著書の方が詳しいです。しかしこの本の方が暮らしに取り入れたくなります。実践的という表現が合っているかもしれません。2015/04/17