「不機嫌」になる心理 (愛蔵版)

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「不機嫌」になる心理 (愛蔵版)

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569691954
  • NDC分類 159
  • Cコード C0012

出版社内容情報

あの人はなぜ、急に不機嫌になるのか?

突然不機嫌になる人はどんな心理状態なのか? 自己主張ができず、居心地が悪いと感じるのはなぜか? 心の奥底に潜むものを解明する。

外では従順で人あたりがいいのに、家に帰るとぶすっとして黙り込んでしまう人、それまでは機嫌よくしていたのに、理由もわからず突然かんしゃくを起こす人……「不機嫌」になる人は、なぜそのようなことになるのか、「不機嫌」になる人の心理状態を解明し、本人も、「不機嫌」に振り回されて困っている身近な人も、お互いに幸せに生きるための道を探る。

▼外では腰が低く、卑屈なほど他人に迎合する人は、家では愛想が悪く、支配的になる場合が多い。それはなぜかというと、他人に迎合する人には、自己否定、自己蔑視の感情があり、その感情を身近な人に投影しているからであると説く。

▼自分自身を憎み、常に不安や不満を抱えている人は、どうすれば自分の世界を築き、強く生きることができるか。他人を愛し、自分を愛し、充実した人生を過ごすにはどうすればよいのか。言葉では言い表せなかった悩みが晴れて、明日へのヒントが見つかる一冊。

●第1章 人は何故、「不機嫌」になるのか ――心楽しく生きられない理由 
●第2章 人は何故、「他人の目」が気になるのか ――自分に自信を持って生きられない理由 
●第3章 人は何故、「強く」生きられないのか ――もっと自由になれない理由 
●第4章 人は何故、「完全」を求めるのか ――もっと幸福になれない理由 

目次

第1章 人は何故、「不機嫌」になるのか―心楽しく生きられない理由(不機嫌な人は何かを恐れている;自分で自分を憎んでいないか;今の自分で十分つき合える;心理的成長に失敗すると強制的になる;“したい”ことが“できない”と感じるのはなぜか;相手との関係に自信が持てない―不機嫌な人の心理;完璧を求めると迷いは深くなる)
第2章 人は何故、「他人の目」が気になるのか―自分に自信を持って生きられない理由(従順な人が心の底に隠しているもの;抑圧は意識と行動を分裂させる;“いじめ”はお互いの“共謀”である;欲求不満は「甘え」として現れる;「自分の世界」で人は強くなれる;燃え尽きやすい人には、無理な要求がある;社会は「たち」のいい人を求めている)
第3章 人は何故、「強く」生きられないのか―もっと自由になれない理由(気の弱い人には弱いなりの生き方がある;誤解され、利用され、倒れる無力性性格者;やさしい人が憎まれる―無力性性格者の矛盾;すべての人にそれぞれ適した場所がある;体験の受取り方で人は別れる)
第4章 人は何故、「完全」を求めるのか―もっと幸福になれない理由(自分を頼りに生きられない人の特徴;「自分だけ特別」は許されない;少しでも人を思いやれれば幸せになる;自分は“普通の人”であることを知れ;完全になることで悩みは解決するか;こんな“ずるい人”を許しておいてはならない;嫌われるのを恐れて、自分を傷つけるな;人は愛し合い、協力して生きるのが自然である)

著者等紹介

加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程修了。73年以来、たびたびハーヴァード大学準研究員を務め、現在、早稲田大学教授。またハーヴァード大学ライシャワー研究所準研究員、日本精神衛生学会理事、産業カウンセリング学会理事としても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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