出版社内容情報
国際情勢と日本の外交戦略について論じる。
いま日本がとるべき外交戦略とは。国際情勢と国内動向から、対中関係を中心に読み解く。元外交官の明晰かつ卓越した論が冴える。
アメリカ、イラク、北朝鮮、韓国、そして中国。激しく揺れ動く世界情勢下で、日本が生き残ることはできるのか?
▼「靖国問題に終止符を打つには」「遊就館展示修正の真意」「台湾海峡危機は来るのか」「政権維持の秘訣とは」「日米同盟のあり方」「核武装は必要か」――すべての答えは明白である。中国に譲歩はせず、日米同盟を維持せよと著者はいう。
▼国家と国民の安全と繁栄を守るために、いま日本に求められる外交とは――国際情勢分析における第一人者の知的品位に満ちた論が冴える。
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●第一章 対中関係の打開と和解
●第二章 靖国問題の解決と終結
●第三章 太平洋戦争を検証する
●第四章 小泉政治を回顧する
●第五章 毅然たる日本外交へ
内容説明
アメリカ、イラク、北朝鮮、韓国、そして中国。激しく揺れ動く世界情勢下で、日本が生き残ることはできるのか?「靖国問題に終止符を打つには」「遊就館展示修正の真意」「台湾海峡危機は来るのか」「政権維持の秘訣とは」「日米同盟のあり方」「核武装は必要か」―すべての答えは明白である。中国に譲歩はせず、日米同盟を維持せよと著者はいう。国家と国民の安全と繁栄を守るために、いま日本に求められる外交とは―国際情勢分析における第一人者の知的品位に満ちた論が冴える。
目次
第1章 対中関係の打開と和解(政治と経済の接点とは;台湾危機後の軍拡中国 ほか)
第2章 靖国問題の解決と終結(中国の自制が望ましい;問題幕引きの好機とは ほか)
第3章 太平洋戦争を検証する(東京裁判の虚偽性;ある日本人の英断)
第4章 小泉政治を回顧する(国にとっての好機;「自民圧勝」を読む ほか)
第5章 毅然たる日本外交へ(イラク―今後はさらに踏み込む措置を;韓国―「自己主張」で竹島外交は失策 ほか)
著者等紹介
岡崎久彦[オカザキヒサヒコ]
1930年大連生まれ。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格し外務省に入省。1955年ケンブリッジ大学経済学部学士及び修士課程修了。1984年初代情報調査局長に就任。その後、駐サウジアラビア大使を務め、1988年より駐タイ大使。1992年退官。博報堂特別顧問を経て、現在はNPO法人岡崎研究所所長。著書に『隣の国で考えたこと』(中央公論社、日本エッセイストクラブ賞)、『国家と情報』(文藝春秋、サントリー学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 洋書
- Mary Gold