出版社内容情報
人気作家唯川恵の箴言と書き下ろしメッセージ。
「きっと恋は踏み絵に違いない。私が私に辿りつくための」――恋についての唯川恵の言葉集。全ての言葉に書き下ろしコメント付き。
きっと恋は踏み絵に違いない。私があの人に辿りつくための。そして、私が私に辿りつくための――人気作家・唯川恵のメッセージブック。『永遠の途中』『恋せども、愛せども』などの作品から恋についての箴言を選りすぐり、本書のためだけのオリジナルコメントを加筆。
▼“もしあの時泣いていたら、もっと別の人生を送っていたかもしれない”“恋愛したら結婚したくなり、結婚したら恋愛したくなる”“女としての時間は、あとどのくらい残されているだろう。誰かに恋をする。そんなチャンスがいったい何度あるだろう”など、著者が描く恋は、美しいばかりの夢物語じゃない。喜びや切なさはもちろん、衝動、焦り、計算、嫉妬なども、苦しいほどに伝わる。だからこそ、一歩踏み出す勇気をもらえる。
▼好きなページを開いてみれば、はっとする一言と出逢えるはず。最初から読んでみるのもおすすめ。朝倉めぐみさんの美しいイラストも満載。
●恋の上限
●別腹
●予告のない恋
●ブラインド
●オブラート
●デメリット
●幸福の基準
●錯覚
●背徳
●特別席 ほか
内容説明
恋したからこそわかった想いを詰め込んだ唯川恵の言葉集。
目次
恋の上限
別腹
予告のない恋
ブラインド
オブラート
デメリット
幸福の基準
錯覚
背徳
特別席
ユメモノガタリ
恋の抗力
迷路
年輪
タイムリミット
流せない涙
方程式
自問自答
天秤
目論見
焦り
結論
執着
手間
男の割り切り
女の悩み
つまらない女
現実
もうひとつの人生
どうなりたい?
美味しい恋
同じなら
信じる
夫婦
承知の上で
癖
適正
沈黙
去勢
十のうちのひとつ
大切なもの
つれあい
未練
居場所
別れる理由
矛盾の終点
変わりゆくもの
忘れもの
自由のために
クリアの条件
約束
別れ
自由という扉
時の癒し
醍醐味
恋するために
著者等紹介
唯川恵[ユイカワケイ]
石川県金沢市生まれ。金沢女子短期大学卒業後、銀行勤務等を経て、1984年「海色の午後」で第3回コバルト・ノベル大賞を受賞し、作家デビュー。女性たちへのエールに満ちたエッセイや恋愛小説は、多くの読者の共感を得ている。2002年『肩ごしの恋人』で第126回直木賞を受賞
朝倉めぐみ[アサクラメグミ]
1961年生まれ。多摩美術大学油画科卒業。出版社にて、絵本雑誌、書籍などの編集を経て渡英。ヨーロッパでの楽しい日常生活、スケッチ三昧、食べ歩きを満喫したのち帰国、イラストレーターに。書籍の装画・雑誌の挿絵を中心に、広告の仕事まで幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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