人を不幸にする会社・幸福にする会社

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人を不幸にする会社・幸福にする会社

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569691350
  • NDC分類 335.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

企業不祥事が多発する中、会社の意義を問う。

企業不祥事が頻繁に起こっている。会社とは本来、消費者や社員、そして取引先や株主など、人に幸せをもたらすべきものではないのか?

今、日本では「不祥事」が次から次へと起こっている。政界はもとより、経済界も例外ではない。なかでも、時代がもてはやしたライブドアの堀江貴文氏や村上ファンドの村上世彰氏が逮捕された事件は、自分の利益だけを考えて暴走したという感が強い。彼らは特殊な例なのか? それとも近年の日本社会を象徴する出来事なのか?

▼この問題意識から作られたのが本書である。「何かがおかしい最近の経済界」「企業は誰のためにあるのか」「人を不幸にする会社・幸福にする会社」「人生も企業経営も同じこと」という四つのテーマを、現実の企業事例や古今の出来事を通して考えていく。

▼イトーヨーカドー・グループ六十数社の創業者であり、経済界の大御所である伊藤雅俊氏と、経理・財務のプロで多くの著書を出版している金児昭氏の二人が、今まで多くの企業の栄枯盛衰を見てきた経験をもとに、「企業は何のために存在するのか」という基本命題に正面から挑み、論じた書である。

●第一章 何かがおかしい最近の経済界 
●第二章 企業は誰のためにあるのか 
●第三章 人を不幸にする会社・幸福にする会社 
●第四章 人生も企業経営も同じこと 

内容説明

会社とは本来、消費者、社員、取引先、株主など、人を幸せにするものではないのか?

目次

第1章 何かがおかしい最近の経済界(資本金(純資産)とすべきものを売上に計上したことがライブドア事件の核心
お客様がいる世界で稼ぐお金と、金融で稼ぐお金では値打ちが違う ほか)
第2章 企業は誰のためにあるのか(「商売で一番大事なものは何か」を考えさせられた;会社は人が集まってできる ほか)
第3章 人を不幸にする会社・幸福にする会社(大きな会社になるほど危ない;一番初めに従業員をリストラするのは間違った経営 ほか)
第4章 人生も企業経営も同じこと(人間としての基本を繰り返す;地震の後で気がついたこと ほか)

著者等紹介

伊藤雅俊[イトウマサトシ]
1924年、東京生まれ。1944年、横浜市立商業専門学校(現在の横浜市立大学)卒業。1956年に羊華堂の社長となり、本格的なチェーンストアを志し、1958年、株式会社ヨーカ堂を設立する。イトーヨーカドー、セブン‐イレブン、デニーズなど六十数社のイトーヨーカドー・グループの創業者として活躍。現在、セブン&アイ・ホールディングス名誉会長

金児昭[カネコアキラ]
1936年、東京生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒業後、1961年、信越化学工業に入社。38年間、経理・財務の実務一筋。92~99年、常務取締役(経理・財務・法務・資材担当)。現在、経済・経営評論家。信越化学工業顧問。日本CFO(最高経理・財務責任者)協会最高顧問。94~97年、公認会計士試験(筆記・口述)試験委員。98~2000年、金融監督庁(金融庁)顧問(専門分野『企業会計』)を歴任。1996年~、社交ダンス教師有資格者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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