内容説明
真面目で、周囲から賞賛される立場にありながら、いつも不安や焦燥感にかられる人。ちょっとしたことで傷つき、大きく動揺してしまう人。そのような人は「自己価値感」が欠如している、と著者はいう。「自分に価値があるという感覚」=自己価値感はどのように育つのか。幼児期から青年期の養育環境にカギはある。「安心感」「達成感」「友情」「恋愛」など、それぞれの経験の心理学的意味を解説。そして、たとえ不幸な境遇ゆえに心が屈折していても、自己価値感は修復できると説く。不安を自信に変える処方箋。
目次
序章 「自分の価値」をどう感じるか
第1章 自信が持てる人、持てない人
第2章 自己価値感はどのように育つのか
第3章 あなたが自己無価値感に苦しむ理由
第4章 無価値感に翻弄される人びとの病理
第5章 自己価値感をおびやかす現代社会
第6章 自己価値感を修復する実践法
著者等紹介
根本橘夫[ネモトキツオ]
1947年、千葉県生まれ。東京教育大学心理学科卒業。同大学院博士課程中退。千葉大学教授を経て、東京家政学院大学教授。専攻は教育心理学、性格心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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